地方競馬全国協会は１５日、平成２３年度第４回の調教師試験の合格者４名を発表し、岩手競馬の菅原勲騎手が合格したことがわかった。また、岩手県競馬組合は、菅原騎手が３月３１日付で騎手を引退し、調教師に転進すると発表した。

　菅原勲騎手は地方競馬で４１２７勝、ＪＲＡで１６勝を挙げた。１９９９年のフェブラリーＳではメイセイオペラに騎乗し、地方競馬所属馬として初めてＪＲＡのＧＩ競走を勝ったほか、９０年代に岩手競馬で活躍したトウケイニセイの主戦騎手を務め、トーホウエンペラーでは東京大賞典を勝利した。

　また、金沢競馬で５回リーディングトップに輝き、通算２７４９勝（１５日現在）を挙げている中川雅之騎手も調教師試験に合格した。


（地方競馬全国協会、岩手県競馬組合発表）

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