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金杯で惜しい2着だったダイワファルコンはウッドチップコースに入って一頭での調整。気持ちよく走ってきたように見えた。

●ダイワファルコン(上原博之調教師)

◎金杯は惜しい2着でした。
 得意の中山でこの馬の勝ちパターンのレースをしてくれたんですが、ちょっとの負けで悔しい思いをしましたけどね。

◎昨年は休養明けを2連勝などかなりパワーアップした姿を見せてくれましたね。
 春先は子供っぽいところが肉体的にも精神的にもあったんですが、年齢を重ねて良くなってきましたんで、強くなってくれたと思います。

◎具体的にはどのあたりが良くなってきたんでしょうか。
 大人になったというか、若いころは途中でやめたり遊ぶようなところがあったんですが、それがだいぶ軽減されて安定感が増してきたってことですかね。

◎暮れのディセンバーステークスでは成績がふるいませんでしたが。
 あの時は短期放牧に出してちょっと体がふっくらして帰ってきて、そのあたりが競馬に出た感じでしたね。ですからあのレースの結果はこの馬の能力ではないと考えています。

◎前回のレースの後はどう過ごしましたか。
 中山記念が目標ということで、厩舎に置いて毎週調整を重ねてきました。

◎今朝の調教はどういう指示だったでしょう。
 先週ウッドチップコースで併せ馬で1000メートル65秒前後のかなりハードな調教をしているので、その後もいい感じでいますので、今日はそれを維持されるような意味で気分よく単走でやりました。馬がやる気になっているモードに入ってきてますので、いい調教ができたかなと思っています。

◎前回の金杯の時と比べて調整はどうだったんでしょう。
 金杯の時はその前のレースの惨敗がありましたから心配をしながら調整をしてきたんですが、今回はそんなこともなく目標に向かって順調に来ています。

◎中山は実績のあるコースですね。
 一番実績のあるコースなので頑張って欲しいですね。

◎1800メートルの距離はどうでしょう。
 距離に問題はないと思いますのでそのへんは心配していません。

◎厩舎にとってゆかりの血統がいよいよ本格化ということでしょうか。
 そうですね。今回はメンバーも強いですが、ここで頑張ってもらってまだまだ上を目指せる余裕のある馬だと思いますので、頑張ってもらいたいと思っています。

(取材:佐藤泉)


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