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ようやく暖かくなってきた。美浦トレーニングセンターの今朝7時の気温は3度。青空が広がる中、週末のレースに向けた調教が行われた。

 8時すぎに3歳馬アーデントと共にウッドチップコースに入ったフィフスペトルは2馬身前後先行してマイペースで進み、最後は追い上げたアーデントと並んでのゴールの形となった。

●フィフスペトル(加藤征弘調教師)

◎マイルチャンピオンシップではクビ差の2着でした。
 いい枠でうまく立ち回って自分の力を十分出し切っての2着なので、仕方ないかなと思っています。

◎昨年はGI2着、そして久々の重賞勝利もあり、パワーアップした印象ですが。
 長い骨折による休みなどもあって、でもその後は順調に成長につながる形で良かったと思っています。

◎前回のレースの後、3ヶ月はどう過ごしていたんでしょう。
 いつもどおりノーザンファームの空港牧場(北海道)に戻して、1ヶ月前に厩舎に戻りまして、ウッドチップコースを中心に調教を積んできました。先週かなり強めの調教をしたので、今週は時計があまり速すぎないようにということもあって、併走馬に先行して一緒にゴールという形をとりました。

◎アーデントとの調教でしたが、どうご覧になりましたか。
 フィフスペトルは先週の段階で馬は出来上がっていましたので、今週は余裕のあるいい動きだったと思います。

◎少し久しぶりのレースとなりますが。
 久しぶりもあまり苦にするタイプではないので、あまり心配はしていません。

◎舞台は実績十分の中山競馬場ですね。
 実績はありますが、今回のような強力メンバーでの実績はありませんから、そのあたりがどうかなと思っています。

◎距離は1800メートルになりますが。
 このコース(中山)に関しては1200メートルから1800メートルぐらいまで、かなり距離の融通性はある馬だと思っています。

◎レースの鍵になるのはどういう点でしょうか。
 やはりメンバーと、ペースも速くなりそうなので、いい枠に恵まれて、当日は落ち着いていいスタートを切れるかどうかでしょうね。

(取材:佐藤泉)


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