中山11Rの第53回アメリカジョッキークラブカップ(GII、4歳上、芝2200m)は1番人気ルーラーシップ(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分17秒3(不良)。3馬身差2着に2番人気ナカヤマナイト、さらに2馬身差で3着に4番人気ゲシュタルトが入った。
ルーラーシップは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牡馬で、父キングカメハメハ、母エアグルーヴ(母の父トニービン)。通算成績は14戦7勝となった。
~レース後のコメント~
1着 ルーラーシップ(福永騎手)
「1番人気だったので結果を出せるように乗りました。スタートは、ゲートの中でゴソゴソしていましたが、ある程度出て行きました。前めで競馬をしたかったが、折り合いを重視して行きました。縦長の展開でペースも遅かったので、早めに動けるように馬場のいい外めを通りました。早めにゴーサインを出して、ナカヤマナイトという目標もあり、直線ナカヤマナイトを交わせば勝てると思いました。手応えも余裕がありました。能力の高い馬で、GIを狙える素質を持っていると思います」
(角居勝彦調教師)
「折り合いもつくようになってきて、強かったと思います。いい形で今年のスタートを切れました。この後のローテーションは流動的です。オーナーと相談してから…」
2着 ナカヤマナイト(柴田善騎手)
「馬の状態は良かったです。(馬場ですか?)どうだろう…。まだ成長段階の馬ですからね」
3着 ゲシュタルト(蛯名騎手)
「行かないで、という指示でした。いい感じで運べたと思います。ただ、1、2着馬は強かったです。まだ本気で走っていないようなところがあるんですが…」
5着 トーセンレーヴ(ルメール騎手)
「スタートも良く、パワーがあるので前に行きました。最初の200mはリラックスして行けましたが、他馬に来られてからはハミを噛んで力んで走っていました」
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