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中山10Rの中山大障害(障害3歳以上GI・芝4100m)は、1番人気マジェスティバイオ(山本康志騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分44秒2。半馬身差の2着に3番人気ディアマジェスティが、2馬身差の3着に4番人気ドングラシアスがそれぞれ入線。

マジェスティバイオは美浦・田中剛厩舎の4歳牡馬で、父オペラハウス、母ハイグレードバイオ(母の父ヘクタープロテクター)。通算成績は22戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 マジェスティバイオ 山本康志騎手
「初めてのGI勝ちで嬉しいです。前回、今回とピンチヒッターで騎乗という形でしたが、しっかり仕事ができてよかったです。この馬は乗るたびにイメージが変わっていて、それだけ成長しているんだと思います。僕はそのときの感覚を大切に乗っているだけです。今日は前が競る形でしたので、自分のペースでリズムよく走らせることを考えて乗りました。この距離は初めてだったのでどうかかわりませんでしたが、4コーナーで前を射程圏に入れて、そこから馬ががんばってくれました」

田中剛調教師のコメント
「山本騎手には『年に2回しか走らないコースだから楽しんでこい』と言っておきました。長い距離が合っているスタミナタイプで、今日はぶっつけの形でしたが、頭数も少なかったですし、すべてがこの馬に向きました。騎手時代に『J・GI』と呼ばれるようになってから大きなレースを勝っていなかったので、今回の勝利は嬉しいです」

2着 ディアマジェスティ 高田潤騎手
「飛越は完璧でした。初めての63キロで初めての距離でしたが、しっかりこなしてくれました、ただ、飛びが上手すぎて飛ぶごとに前に出るので、目標にされる形になりました。前にカベを作る形でレースができればよかったのですが……。今日は勝たせてあげたかったので残念です」

3着 ドングラシアス 熊沢重文騎手
「太め感もなく、今日はいい頃の行きっぷりでした。代わる代わる並ばれる形で苦しい展開の中、よくがんばってくれました。平地の脚比べだと苦しい馬ですし、よく我慢して走っています。まだまだ力をつけていますので、これからが楽しみです」

4着 マイネルネオス 稲葉隆一調教師
「結果的に前の馬が残るレースで、自分で勝ちに行っての結果だからしょうがないですね」

6着 ディアマイホース 横山義行騎手
「まだ未勝利戦を勝ったばかりですが、飛越はノーミスでしたし、障害馬としての能力を感じます。これから経験を積めば、まだまだよくなりそうです。中山コースも合っています」


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