ジャパンカップに出走を予定しているミッションアプルーヴド（アメリカ）、デインドリーム（ドイツ）、サラリンクスとシャレータ（共にフランス）の調教状況及び関係者のコメントは以下の通り。なお、デインドリーム、サラリンクス、シャレータの３頭は、競馬学校国際厩舎を１０時５５分に退厩し、１２時４９分に東京競馬場国際厩舎に到着した。

〔東京競馬場　天候：晴　馬場状態：ダート　良〕
★ミッションアプルーヴド（ＭＩＳＳＩＯＮ　ＡＰＰＲＯＶＥＤ）（牡・７歳）
●調教状況（ナイポール　チャタポール調教師騎乗）
【調教時間】７：１８～７：３４
【調教内容】（ダートコース）右回りで速歩２周
●ナイポール　チャタポール調教師のコメント
「休み明けで元気が有り余っていたので、速歩１周のつもりでしたが２周しました。米国でも行っていますが、速歩なら右回りで調教することが多いです。左回りだとレースモードになり、かなり行きたがるところがあります。馬の仕上がりは８５％くらいと言えます。明日を含め今後はゆっくりしたキャンターで調整をしながらレース当日に臨みたいと思います。」

〔競馬学校　天候：晴　馬場状態：稍重〕
★デインドリーム（ＤＡＮＥＤＲＥＡＭ）（牝・３歳）
●調教状況（シンシア　アタソイ厩務員騎乗）
【調教時間】６：３１～６：５０
【調教内容 ２５０ｍトラックを左回りで速歩７周、ダートコースにて左回りでキャンター１４００ｍ（１ハロン１５～１８秒程度）
●イルケ　ヒルデブランド調教助手のコメント
「来日して１週間経ちますが、相変わらず体調は良好です。レースに向けて本調子に順調に戻りつつありますし、メンタル面でも馬の気持ちが変わってきているようです。」
○東京競馬場に到着した後のイルケ　ヒルデブランド調教助手のコメント
「白井からの輸送中は大変落ち着いていました。ドイツから日本への輸送でやや体重が減りましたが、いまは食欲もあり、問題ありません。あすは騎手が乗って少し強めにやるかもしれませんが、今日の夕方調教師が馬の様子を見に来るので、その際指示があると思います。」

★サラリンクス（ＳＡＲＡＨ　ＬＹＮＸ）（牝・４歳）
●調教状況（ケイト　ブラッドリー調教助手騎乗）
【調教時間】６：５２～７：１１
【調教内容】左回りで速歩８００ｍ、右回りで常歩６００ｍ、
左回りで軽めのキャンター１４００ｍ（１ハロン２７～３０秒程度）
●ケイト　ブラッドリー調教助手のコメント
「体調は非常に良いようです。今後の馬の調子を見極めながら追い切り日を決めていきますが、今日の東京競馬場への輸送については何も心配していません。」
○東京競馬場に到着した後のケイト　ブラッドリー調教助手のコメント
「前走のカナダからフランス、そして日本へと輸送が続きましたが、マイペースでこなし、非常にリラックスしています。（白井からの）輸送での体重の減り具合を確認してから、調教師と相談して明日の調教内容を決めようと思います。ただ、来日前にスミヨン騎手が騎乗して追い切っているので、レース当日まで強く追うことはなく、芝コースに出る予定も今のところはありません。」

★シャレータ（ＳＨＡＲＥＴＡ）（牝・３歳）
●調教状況（ジェレミー　ロベル厩務員騎乗）
【調教時間】６：５２～７：１８
【調教内容】左回りで速歩８００ｍ、右回りで常歩６００ｍ、左回りで軽めキャンター１４００ｍ（１ハロン１７～２０秒程度）、常歩６００ｍ、キャンター１４００ｍ（１ハロン１５～１８秒程度）
●ジャン　ミッシェル　ロークス調教助手のコメント
「レースに向けて馬のコンディションが目に見えて良くなってきました。今朝の調教は特に調子が良さそうだったので、嬉しい限りです。今日の東京競馬場への輸送で馬にとってはまた環境が変わることになりますが、何も心配していません。」
○東京競馬場に到着した後のジャン　ミッシェル　ロークス調教助手のコメント
「日本までの輸送を含め、ここまで問題はありません。馬体重も少し減りましたが、すでに回復しています。調教師とは毎日連絡を取って指示を受けていますが、追い切りをいつ行うかはまだ分かりません。明日は、速歩か軽いキャンター程度の運動をする予定です。」

（ＪＲＡ発表のリリースによる）

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