毎日王冠10着の8歳馬シンゲンは9時過ぎに馬場に入り、いつものように内馬場でゆったりと身体をほぐした後、馬場内で田辺騎手が騎乗してウッドチップコースに入り、ウッドチップコースを1頭で走りぬけた。
●シンゲン(田辺裕信騎手)
心配していた折り合い面は、ここのところ調教で乗せてもらった感じではまだ許容範囲でいるんで、このまま競馬に繋がればいいと思います。レースに行くとこの前のレースでもムキになっていたようです。うまく前に壁を作って折り合わせることができたらいいんですが。
今日は先週と同じぐらいの感じで、しまい少し気合をつけるぐらいという指示でした。(タイムは速くありませんが)スパっと切れるタイプではないので、しまい仕掛けてもそんなにタイムは変わらないんでしょうけど。長く脚を使うタイプの馬らしいのでそれは別に問題ないと思います。
一番の課題はやはり折り合い面でしょうね。道中いかに気分よく走らせられるかが、しまいの伸び、粘りに影響してくるでしょう。あとは流れ。周りの馬が前へ行ってその後ろに入れられたら理想だと思います。枠は内外がどうこうよりハナに行くような馬に絡まれたくないので、そういう馬の隣の枠とかじゃないほうがいいですね。
(取材:佐藤泉)
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