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フランス・パリ郊外のロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(芝2400、16頭)は、ドイツから遠征の3歳牝馬デインドリーム(アンドレアス・シュタルケ騎乗)が最後の直線半ばで一気に抜け出し2着に5馬身の差を付けて圧勝。2着にフランスの3歳牝馬シャレータ、3着に昨年のエリザベス女王杯快勝の4歳牝馬スノーフェアリーが続き波乱の決着。人気のソーユーシンクは4着、サラフィナは7着、ガリコヴァは9着だった。
 日本から遠征した2頭は最後の直線で伸びを欠き、ヒルノダムールは10着、ナカヤマフェスタは11着に敗れた。

 勝ったデインドリームは父ロミタス、母デインドロップ(その父デインヒル)という血統。5月にイタリアに遠征してイタリアダービー3着の後イタリアオークスを制覇。その後7月のベルリン大賞、9月のバーデン大賞とGIを連勝してこのレースに臨んでいたが現地での評価は伏兵の域を出ていなかった。

 デインドリームはレース前に社台ファームの吉田照哉氏が購入し凱旋門賞は共有の形で出走、引退後には日本で繁殖生活に入る話が伝わっている。
 また、デインドリームはこの秋の秋華賞に予備登録を行い選出馬となっていたが、その後出走を辞退。凱旋門賞後にエリザベス女王杯へ向かうプランを陣営は示していた。しかし、今回の勝利で現役での来日の可能性はかなり微妙なものとなった。


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