9月29日(木)「東京盃(大井)はスーニ」ほか [全国競馬情報]
2011/09/30(金) 01:06


●●東京盃(大井)の結果●●

 大井競馬場で行われた統一ダートグレード競走(Jpn2)第45回東京盃(1着賞金3500万円、ダート1200、15頭)は、序盤8、9番手を進んだ3番人気のスーニ(JRA栗東・吉田直弘厩舎、川田将雅騎乗)が最後の直線で最内から抜け出て快勝。8月のサマーチャンピオン(佐賀)に続いて重賞連覇を果たした。
 1馬身差の2着に逃げた8番人気のラブミーチャン(笠松)が粘り、3着には後方を進んだ4番人気のマルカベンチャーが追い込んだ。1番人気のセイクリムズンは伸びきれず4着。地元勢ではジーエスライカーの5着が最高の成績。2番人気のドスライスは7着だった。

 勝ったスーニは父ソト、母エナブル(その父ローノーク)という血統のアメリカ産牡5歳馬。2歳の10月にJRA京都でデビューし条件戦、兵庫ジュニアグランプリ、全日本2歳優駿と4連勝。3歳になって秋のJBCスプリント(名古屋)を勝って一度は頂点に立ったが、4歳時に黒船賞(高知)、東京スプリント(大井)を勝ったもののやや低迷が続き、前回佐賀のサマーチャンピオンが1年4ヶ月ぶりの勝利だった。通算成績は30戦10勝。

レース後の関係者のコメントは以下のとおり。

1着 スーニ
(川田将雅騎手)
 ここにきてようやくマジメにしっかり走ってくれるようになって、強いスーニが戻ってきてくれたので嬉しく思ってます。道中はとにかく気分よく行かせることに重きを置いて乗っていたので、あまり急かし過ぎないように、大井の場合は直線も長いですし、手ごたえよく回って来れればスーニの脚を使えるだろうと思っていました。粘っていたラブミーチャンを捉まえたのもゴール寸前でしたし、内の狭いところを強引に出させてもらってからも前との距離があったので「届いてくれ」と願って追ってました。
 一度JBCスプリントをスーニと共に勝たせて頂いて、その年の頂点に立ってくれたわけですから、それから時間は経ってますけど、これからいい状態で本番に向かえるということで、何とかもう一度スーニと共に短い距離でのてっぺん(一番)に立ちたいなと思います。

2着 ラブミーチャン(濱口楠彦騎手)
 レースの前は少し硬かったんですが、レースに行ったら見違えるような走りでした。こういうレースができましたし、次につながると思います。もう少し良くなれば次もチャンスがあると思います。

4着 セイクリムズン(幸英明騎手)
 乗った感じはいつもと同じでした。ナイターも気にせず、1200でもいい位置につけられました。4コーナーでは前を捉まえられると思いましたが、久々の影響があったのかもしれません。これを一度使って良くなると思います。

(現地取材:大関隼)


●●レディスプレリュードの結果●●

 大井競馬場で行われた今年からJRA勢も参戦の牝馬によるダート交流重賞(グレード外)第8回レディスプレリュード(1着賞金2100万円、ダート1800、16頭)は、道中5、6番手を進んだ2番人気のミラクルレジェンド(JRA栗東・藤原英昭厩舎、岩田康誠騎乗)が、直線で先行勢を一気に捉えて快勝。
 2着に勝ち馬と同じような位置から早めに3番手に上がって抜け出しを図った圧倒的人気のラヴェリータが続き、逃げた6番人気のエーシンクールディ(笠松)が3着に粘った。4着に北海道から遠征のショウリダバンザイが追い込み、5着に2番手を進んだ3番人気のクラーベセクレタ(船橋)が粘り込んだ。
 勝ったミラクルレジェンドは父フジキセキ、母パーソナルレジェンド(その父オウサムアゲイン)という血統の4歳馬。重賞は昨年のレパードステークス(JRA新潟)、クイーン賞(船橋)に続いて3勝目。通算成績は14戦7勝。

 レース後の各騎手のコメントは以下のとおり。

1着 ミラクルレジェンド(岩田康誠騎手)
 スタートも良く出てくれましたし、凄くいい位置でレースができました。3コーナー手前までは思いどおりのレースだったんですが、先にラヴェリータが動いてくれたんで、その後を付いていっただけですね。最近3~4コーナーがズブい点があるんですけど、直線に入ったら必ず伸びてくれる馬なんで一所懸命に追いました。今日は前に目標があって馬もスムーズに伸びてくれましたし、1頭になるとフワフワすることがあるので、それだけ気をつけてレースをしました。JBCが最終目標なんでこれからも頑張って行きたいと思います。

2着 ラヴェリータ(武豊騎手)
 残念です。今日はスタートでダッシュがつきませんでした。途中で早めに動きましたが、マクリ切れたらよかったですが、クラーベセクレタが内で頑張っていたのでマクリ切ることができませんでした。自分が早めに動いたことで勝ち馬に展開が向きましたね。それでも次に向けて悪い内容ではなかったと思います。

3着 エーシンクールディ(岡部誠騎手)
 少し気性が難しい馬ですが、今日みたいに気持ちよく行ければ最後までしぶとく頑張ってくれる馬です。距離も1800メートルが長いとは思いません。3コーナーで後ろから(他馬が)来たときもすっと反応してくれたので最後まで頑張れたんだと思います。また前回のレースから間隔を空けたのも良かったんだと思います。

(現地取材:小林雅巳)


●●GDJ2011(古馬シーズン)の優勝はエーシンクールディ●●

 牝馬競走の進行と牝馬の入厩促進を主な目的とした世代別牝馬重賞シリーズグランダムジャパンの2011古馬シーズンは、対象の7競走がレディスプレリュード(大井)で終了し、対象4競走に出走し3勝を挙げたエーシンクールディが合計40ポイントを獲得し優勝。関係者はボーナス賞金1000万円を獲得した。


●●主な2歳戦の結果●●

<門別>
・27日(火)に行われたJRA認定未勝利戦アタックチャレンジ(ダート1000)は、スリリングサンデー産駒の牝馬トリプルルッツ(佐久間雅貴厩舎、黒沢愛斗騎乗)が勝った。
・27日(火)に行われたオープン戦アポイ山荘特別(ダート1700)は、スズカマンボ産駒の牡馬イッシンドウタイ(米川昇厩舎、桑村真明騎乗)が勝ち、通算成績を7千4勝とした。
・28日(水)に行われた1200メートルのアタックチャレンジは、父サクラプレジデントの牡馬フクノツール(田中淳司厩舎、吉田稔騎乗)が勝った。
・28日(水)に行われた1700メートルのアタックチャレンジは、アグネスフライト産駒の牡馬セフティーフライト(角川秀樹厩舎、桑村真明騎乗)が勝っている。
・29日(木)に行われたJRA認定の新馬戦フレッシュチャレンジ(ダート1000)は、スタチューオブリバティ産駒の牝馬ジーエスブルック(村上正和厩舎、黒沢愛斗騎乗)が勝った。
・29日(木)に行われた1200メートルのアタックチャレンジは、父アッミラーレの牝馬ドルチェローザ(米川昇厩舎、井上俊彦騎乗)が勝った。
・29日(木)に行われた牝馬限定のアタックチャレンジ(ダート1200)は、ブラックタキシード産駒のアイファーイービス(田中正二厩舎、吉田稔騎乗)が勝った。
・29日(木)に行われたアタックチャレンジ(ダート1700)は、ロージズインメイ産駒の牡馬コスモアルファ(林和弘厩舎、井上俊彦騎乗)が勝った。
・29日(木)に行われたオープン戦ウイナーズチャレンジ(ダート1200)は、スズカマンボ産駒の牡馬ハテンコウが勝って通算成績を5戦2勝とした。

<大井>
・27日(火)に行われたJRA指定競走つばめ特別(ダート1600)は、グランドスラム産駒の牡馬ガトリング(月岡健二厩舎、戸崎圭太騎乗)が勝って、デビュー戦から2戦2勝とした。

<名古屋>
・28日(水)に行われた2歳特別(ダート1400)は、スパイキュール産駒の牝馬マザーフェアリー(藤ヶ崎一男厩舎、宇都英樹騎乗)が勝って通算成績を4戦2勝とした。

<園田>
・28日(水)に行われたキャリーアップ競走(ダート1400)は、アジュディケーティング産駒の牝馬ビクトリアガーデン(森澤憲一郎厩舎、松平幸秀騎乗)が勝ちデビューから4戦2勝とした。


●●白山大賞典(金沢)出走予定馬●●

 10月4日(火)に金沢競馬場で行われる第31回白山大賞典(JpnIII、1着賞金3100万円、ダート2100)の補欠繰り上がり期限となり、出走予定馬が確定した。今後は補欠からの繰り上がりはない。

<JRA>
 シビルウォー  吉田豊
 ニホンピロアワーズ  酒井学
 パワーストラグル  福永祐一
 メイショウタメトモ  武豊
 ダノンエリモトップ  小牧太

<金沢以外の地方所属>
 キングローズ(名古屋)  兒島真二
 タガノマーシャル(園田)  木村健
 コロニアルペガサス(笠松) 畑中伸司
 サムデイシュアー(高知)   

<金沢>
 ジャングルスマイル
 ナムラアンカー
 ウインクゴールド

(地方競馬全国協会発表による)



<担当:佐藤泉>