7月25日(月)「クラーベセクレタから禁止薬物カフェインを検出」他 [全国競馬情報]
2011/07/25(月) 16:50


●●2冠牝馬クラーベセクレタから禁止薬物(カフェイン)検出●●

 TCK特別区競馬組合は23日(土)、今年の羽田盃、東京ダービーを制し、13日のジャパンダートダービー(JpnI)で3着となった牝馬クラーベセクレタから薬物検査の結果、禁止薬物にあたるカフェインが検出されたと発表した。カフェインはアルカロイドの一種でコーヒー、緑茶などに含まれ、一部の医薬品にも含まれている。主な作用は、警戒心が強くなり、反射機能を亢進するほか、発汗することもある。

 これにより、ジャパンダートダービーの成績(3着)は失格処分となった。また、管理する船橋・川島正行厩舎に所属している馬は、禁止薬物の陰性が確認できるまで、公正保持のため、大井競馬に出走することができなくなった。

 クラーベセクレタの所属する船橋競馬では「このような事態の発生は、競馬の公正確保を揺るがし、ファンの皆様からの信頼を裏切るものであり、事態を大変に重く受けとめております。当組合としましても、関係機関と十分に連携をとりつつ、再発防止と信頼の回復に取り組んでまいります」としている。

<発生の経過>
7月13日(水) ジャパンダートダービーに出走し3着となったクラーベセクレタから検体(尿)を採取
7月17日(日) 検体を競走馬理化学研究所(栃木県宇都宮市)へ送付
7月18日(月) 検体が競走馬理化学研究所に到着
7月22日(木) 理化学検査(A検体)の結果、禁止薬物カフェインを検出
7月23日(金) B検体からもカフェインを検出

※禁止薬物の検査は、理化学検査の対象馬からレース後に採取した検体(血液または尿)で行う。検体はA検体とB検体に分けて厳重に封をした上で、検査機関へ送付。A検体から禁止薬物が検出された場合に、B検体に同じ禁止薬物が存在するかどうかを確認する。

(TCK特別区競馬組合リリース、船橋競馬ウェブサイトなどによる)


●●ブリーダーズゴールドカップ、JRAからはエーシンモアオバーなど●●

 8月11日(木)に門別競馬場で行われるダートグレード競走=第23回ブリーダーズゴールドカップ(JpnII・2000m)のJRAからの出走予定馬が24日、以下のように発表された。

★JRA所属馬(出走枠5頭)
エーシンモアオバー    牡5
シビルウォー       牡6
ピイラニハイウェイ    牡6
メイショウタメトモ    牡6
ロールオブザダイス    牡6

○補欠馬(補欠順位順)
アルトップラン
エナージバイオ
サトノサミット

★ホッカイドウ競馬からの出走予定馬(出走枠7頭→9頭)
クラキンコ       牝4
リノヴァティオ     牡7
リフレックス      牡6
(上記3頭は優先出走権あり)
ショウリダバンザイ   牝4
ダイワルビア      牡7
ビービーファルコン  セン7
ピエールタイガー    牡3
マチカネカミカゼ    牡6
リアライズトロイカ   牡4

○補欠馬(補欠順位順)
サクラルーラー
ゲイルバニヤン
サントメジャー
ラプレ

★ホッカイドウ競馬以外の地区からの出走馬(2頭、補欠馬なし)
シーズザゴールド(大井)  牡4
スーパーパワー(大井)   牡6


●●名港盃(22日・名古屋)は古豪キングスゾーン逃げ切って重賞11勝目●●

 22日(金)に名古屋競馬場で行われた重賞の第15回名港盃(1900m・1着賞金200万円・11頭)は、先手を奪ったキングスゾーン(安部幸夫騎乗)が逃げ切って1番人気に応えた(タイム2分4秒8)。1馬身半差の2着が2番人気マルカハンニバル、3着には4番人気のベルモントパッシオが入っている。

 勝ったキングスゾーンは父キングヘイロー、母マチスマリン(その父Al Nasr)という血統の9歳牡馬で、原口次夫調教師の管理馬。通算成績は93戦21勝(うちJRA7戦0勝)、重賞は2006年のオータムスプリント(金沢)での初勝利以来これが11勝目。2007年にはダートグレードのサマーチャンピオン(佐賀・JpnIII)を勝ち、今年に入ってからも名古屋記念、マイル争覇、この名港盃と重賞を3勝。9歳になっても衰えなく東海地区の強豪として活躍を続けている。


●●「岩手のオークス」ひまわり賞はアンダースポットが制す●●

 24日(日)に良馬場の岩手競馬場で行われた3歳牝馬の重賞=第25回ひまわり賞(トワイニング賞、2000m・1着賞金300万円・12頭)は、逃げた1番人気のアンダースポット(南郷家全騎乗)がエーシンショコラの追撃をハナ差で抑え切って勝った(勝ちタイム2分11秒1)。3着には2馬身差でガッテンモントレーが入っている。

 勝ったアンダースポットは父ストラヴィンスキー、母ハーフムーンベイ(その父クリスエス)という血統で、城地俊光調教師の管理馬。昨年岩手でデビューした後南関東に移り、今年春には金沢へ移籍。5月30日の重賞・留守杯日高賞には遠征馬という形で参戦して勝ち、その後再び岩手所属へ戻っていた。通算成績は20戦5勝で重賞は2勝目。騎乗した南郷騎手は、2007年(マツリダワルツ)以来4年ぶりのひまわり賞制覇を飾った。


●●12歳のアラブ・モナクカバキチ、地方競馬最多勝タイ記録の54勝目●●

 24日(日)の福山第3レース・C3一組(1250m)で、2番人気のモナクカバキチが4コーナーで先頭に立つ積極策から快勝。これで通算成績が194戦54勝となり、2008年に高知のエスケープハッチが樹立した地方競馬最多勝記録に並んだ。

 今年12歳になるアラブのモナクカバキチは、福山でデビュー後名古屋、荒尾を経て2008年に福山に再転入。2004年の黒百合賞(金沢)、2005年の名古屋杯(名古屋)とアラブ系重賞を勝っているが、アラブ系競走廃止後のサラブレッド相手の戦いでは勝ち星が量産できなかった。しかし、今年7月16日におよそ11か月ぶりの白星を挙げると、24日のレースでも快勝。単独最多勝の座へ大きく前進している。

<騎乗した松井伸也騎手のコメント>
「やっとタイ記録に並ぶことができました。今日は手応えが抜群によく、快勝できました。新記録に向けて応援よろしくお願いします」

(福山けいばのリリースなどによる)


●●主な2歳戦の結果(22~25日)●●

<船橋>
★22日(金)に行われたJRA認定新馬戦(1000m・1着賞金200万円)は、先手を奪った2番人気のファルーカ(佐藤賢二厩舎、森泰斗騎乗)が6馬身後続を突き放して勝った(タイム1分02秒2)。父ファスリエフ、母プリンセスワルツ(その父ブライアンズタイム)という血統の牡馬。

<名古屋> ~メイショウボーラー産駒が初勝利~
★22日(金)に行われたJRA認定新馬戦フレッシュゴールド(1400m・1着賞金170万円)は、逃げた2番人気のミヤシンボーラー(原口次夫厩舎、戸部尚実騎乗)が圧倒的人気のグレンダウザーにクビ差競り勝った(タイム1分32秒1)。父が新種牡馬のメイショウボーラー、母がリバイバルガール(その父バブルガムフェロー)という血統の牝馬。今年の新種牡馬メイショウボーラーにとっては、これが産駒の初勝利となった。現在、地方競馬には14頭が登録されている。

<佐賀>
★23日(土)に行われた認定未勝利戦のアゲインステージ(1400m・1着賞金120万円)は、6番人気のスーパーマリン(石川浩文厩舎、石川慎将騎乗)が勝った。父ディクタット、母オオシマオジョー(その父アフリート)という血統の牝馬。通算成績は4戦2勝で認定競走は初勝利。

★24日(日)に行われた認定新馬戦ルーキーステージ(900m・1着賞金200万円)は、先手を取ったカノヤノゾミ(九日俊光厩舎、山口勲騎乗)がそのまま押し切って人気に応えた(タイム55秒7)。父ケイムホーム、母セイカホール(その父カーネギー)という血統の牝馬。