7月14日(木)「ジャパンダートダービー(大井)はグレープブランデー」他 [全国競馬情報]
2011/07/14(木) 21:50


●●ジャパンダートダービー(13日・大井・JpnI)はグレープブランデー●●

 13日(水)に良馬場の大井競馬場で全国から16頭を集めて行われた3歳馬の統一ダートグレード競走=第13回ジャパンダートダービー(JpnI・2000m・1着賞金4500万円)は、1番人気のグレープブランデー(JRA栗東・安田隆行厩舎、横山典弘騎乗)が最後の直線に向いた所で抜け出し、後続の追い上げを振り切って優勝した(勝ちタイム2分4秒9)。

 レースはエーシンブランの逃げで始まり、ピュアオパールが2番手、岩手から遠征のベストマイヒーローが3番手を進み、グレープブランデーは4番手。その後ろに2番人気のクラーベセクレタ(船橋)が付け、3番人気のタガノロックオン、4番人気のボレアスなどがそれをマークするように進んだ。3コーナー過ぎに2番手に上がったグレープブランデーが直線に入って抜け出すと外からクラーベセクレタが迫り、その間をボレアスが狙って、更に大外に出したタガノロックオンが急接近。4頭がほぼ並んだ態勢でゴールに入ったが、結局グレーブプランデーがボレアスの急追をアタマ差押えて優勝した。
 4分の3馬身差の3着に牝馬クラーベセクレタ、更に半馬身差でタガノロックオンが4着だった。

 勝ったグレープブランデーは父マンハッタンカフェ、母ワインアンドローズ(その父ジャッジアンジェルーチ)という血統の牡馬。社台ファームの生産で社台レースホースの所有馬。
 昨年9月に阪神競馬場のダート1800メートル戦でデビュー(2着)。2戦目で勝ち上がり、2月の4戦目のダート1800メートル戦で2勝目。芝のレース2着の後、5月の京都競馬いぶき賞(ダート1800)で3勝目を挙げて初めて重賞に挑戦したユニコーンステークスでは牝馬アイアムアクトレスの2着となっていた。通算成績は8戦4勝。

<レース後の関係者のコメント>
1着 グレーブプランデー
(横山典弘騎手)
 やはりナイター競馬は暑い時期には最高です。人にも馬にも良かったです。今日は(前回の競走から)プラス10キロの馬体重でしたが、パドックで落ち着きもありましたし、この前の競走は輸送で身体が減ってた(マイナス8キロ)みたいなんで、今日のプラス10キロは元に戻ったと思ったんで良かったです。
 前回の競走はたまたまスタートが良くなかったんですけど、本来ならこうした競馬(比較的前の位置での競走)が一番合ってるタイプの馬なんで、今日はスタートも決められたので自信満々に乗れました。直線で後ろに馬が来ているのはわかっていたんですが、1頭になるとフワフワするところがありますから、(馬体を)併せる感じになるとまだまだ伸びそうな感じだったんで、(並ばれても)ヒヤヒヤしなかったです。
 この馬については現時点では何も言うことはないですね。無事に経験を積んでいってくれると凄くいい馬になると思うんで楽しみです。

(安田隆行調教師)
 今回の勝利は身体が震える感じと言っていいでしょうか、全身で喜びを感じています。前回東京競馬場に行った時に飼葉食いが悪くて目方(体重)も減ったんで、今回は栗東である程度余裕を持って(身体を)作って、こちらに来て510キロ台で競馬ができればいいなと思っていたんですが、その通りの馬体重でいい状態で出走させることができました。
 道中は前に3頭を置いて完璧な形。ちょっと直線でヒヤッとしましたが、脚色は一緒だったんでしのげるなと思いました。
 今後は正直言って(同じ厩舎の)トランセンドの凄いライバルになるんじゃないでしょうか。この後の予定は具体的には決まってないんですが、リフレッシュ放牧をしまして、その後で使うところを考えて行きたいと思っています。
 
2着 ボレアス(武豊騎手)
 惜しかったですね。あと1歩及ばずでした。初めて乗ったんですが乗り味は凄く良くて将来性ある馬だと思います。パドックで馬っけを出していましたけど、いつものことみたいです。

3着 クラーベセクレタ(戸崎圭太騎手)
 男馬相手に良くがんばってくれました。今日はペースが速くじっくり行きましたしスンナリとした競馬ができました。直線で併せ馬の形になってからも良く伸びましたし前回の競走より馬に気が入って状態が良かったですね。センスは抜群の馬ですから、もう少しパワーを付けて今後巻き返せると思います。

(取材:小林雅巳)


●●ラベンダー賞(24日・函館)~ホッカイドウ競馬から6頭●●

 24日(日)に函館競馬場で行われる2歳オープン・ラベンダー賞(芝1200m)の地方競馬からの出走予定馬6頭の、騎乗予定騎手がJRAから14日(木)、以下のように発表された。このレースで2着以内に入った地方所属馬には、函館2歳ステークスへの出走権が与えられる。

<出走予定馬>
ウィナーズマックス(栄冠賞2着)  牡2 山口竜一
コスモワイルド(オープン2着)   牡2 丹内祐次
サンレイレーザー(栄冠賞3着)   牡2 岩橋勇二
スズカウインダー(オープン3着)  牝2 黒澤愛斗
ステルミナート(栄冠賞5着)    牡2 服部茂史
ニシノファイター(栄冠賞4着)   牡2 宮崎光行

※6頭ともホッカイドウ競馬所属、( )内は前回のレース成績


●●森秀行調教師(JRA)、地方通算で150勝達成●●

 JRAの森秀行調教師(栗東)は、13日(水)に笠松競馬場で行われたJRA500万条件馬と地元A3クラスとの交流競走あじめ峡特別(1400m)で管理馬のケンエンブレム(岡部誠騎乗)が5馬身差で圧勝し、地方競馬での通算勝利数を150とした。
 地方競馬150勝はJRAの調教師としては恐らく空前の記録。

 森調教師は1959年3月12日生まれ。1993年にJRAの調教師免許を取得。1993年9月に管理馬を初めてレースに送り出し、これまでJRAで4794戦して重賞42勝を含む527勝の成績を残している。
 地方競馬では1994年4月の初出走からこのレースまでに749戦150勝、2着117回、3着89回の好成績を残し、今年は地方競馬で53戦して早くも13勝と勝星を伸ばしている。主な地方競馬での重賞勝利には2001年の第1回JBCスプリント(ノボジャック)や2003年の東京大賞典(スターキングマン)などがある。


●●サンタアニタトロフィー(大井)にアメリカから招待馬●●

 東京シティ競馬(TCK)では、今年国際競走として8月3日(水)に行う予定のサンタアニタトロフィー(SIII・1600m)に、地方競馬では初めて外国馬を招待することになった。
 
 招待されるのはアメリカのレッドアラートデイ(セン6歳、D.オニール厩舎)。通算成績は35戦6勝、2着5回、3着10回。総収得賞金29万6196ドル(約2408万円)。斤量はレーティングによって決定されるが、レッドアラートデイはA1クラスと同様57キロを背負うことになる。

(TCK特別区競馬組合=大井競馬場発表による)

 レッドアラートデイは父ディクタット、母ストライクハード(その父グリーンデザート)という血統で、英国からの移籍馬。英国時代には2歳時にミドルパークステークス(GI)4着などの成績を残している。移籍後、今年に入ってからは8戦2勝。2勝とも芝の一般戦(アロウワンス)だが先月にハリウッドパークで行われたチャーリー・ウィッティンガム・メモリアルハンデ(GI・芝2000m)では6頭中4着となっている。


●●赤レンガ記念(14日・門別)は伏兵リノヴァティオ、払戻しはホッカイドウ競馬史上最高額に●●

 14日(木)に重馬場の門別競馬場で行われた重賞=第48回赤レンガ記念(プリサイスエンド賞、H2・1800m・1着賞金200万円・14頭)は、7番人気のリフレックスが直線で後続を一気に引き離す独走。ホッカイドウ競馬転入後の初勝利を重賞で飾った。勝ちタイムは1分52秒0で、2000年1月にプリオールボナンザがマークしたレコードに0.2秒差まで迫る好タイムだった。
 4馬身差の2着に最低人気のリノヴァティオ、3着にミスティックダイヤが入り、単勝1.8倍の1番人気に推されたダイワルビアは13着だった。7番人気→14番人気→3番人気の順の決着で、3連単では514万9450円という高額配当が飛び出している。

 勝ったリフレックスは父グランデラ、母ドンセーリャ(その父ジェネラス)という血統の6歳牡馬で、原孝明調教師の管理馬。JRAで3勝を挙げて今年ホッカイドウ競馬へ移籍していた。通算成績は17戦4勝(うちJRA14戦3勝)で重賞は初制覇。

 ※なお、3連単の払戻し514万9450円は、ホッカイドウ競馬史上最高記録となった。的中は僅か3票で、全て北海道外での発売だった。これまでのレコードは、2008年4月30日の札幌第7レースで記録された3連単425万1330円。

(ホッカイドウ競馬リリースなどによる)


●●12日~14日の主な2歳戦結果●●

<門別>
★14日(木)に行われた新馬戦フレッシュチャレンジ(1700m・1着賞金150万円)は、3番人気のシラヤマヒメ(田中淳司厩舎、岩橋勇二騎乗)が好位追走から直線で抜け出して勝った(勝ちタイム1分51秒1)。父サクラローレル、母メイショウユウゼン(その父タイキシャトル)という血統の牝馬。この勝利で、管理する田中淳司調教師は通算200勝を達成している。

★13日(水)に行われた折り返し2戦目の認定戦ルーキーチャレンジ(1200m・1着賞金120万円)は、5番人気のクリック(小野望厩舎、伊藤千尋騎乗)が3番人気プライミングとの接戦をアタマ差制し、新馬戦4着からの2戦目で認定を獲得した。父キッケンクリス、母サーボキセキ(その父フジキセキ)という血統の牝馬。
 2004年のアーリントンミリオン(米国G1)などを制し、2005年から日本で種牡馬生活に入ったキッケンクリスは昨年種牡馬を引退、生まれ故郷のアメリカへ帰国している。

<大井>
★14日(木)に新馬戦(1200m・1着賞金250万円)が2鞍組まれ、第1レースでは2番人気のガトリング(月岡健二厩舎、戸崎圭太騎乗)が後続に3馬身差をつけて勝った(勝ちタイム1分15秒0)。父グランドスラム、母レディインディ(母の父エーピーインディ)という血統の牡馬。

★第2レースでは、4番人気のオネエチャン(香取和孝厩舎、戸崎圭太騎乗)が逃げ切って勝った(勝ちタイム1分15秒9)。父マイネルセレクト、母ニシノユメヲミセテ(その父ブライアンズタイム)という血統の牝馬。

<笠松>
★14日(木)にJRA認定新馬戦のチャレンジ(800m・1着賞金170万円)は、2番人気のマーメイドジャンプ(東川公則騎乗)が好ダッシュから押し切ってデビュー戦を制した(勝ちタイム48秒1)。父プリサイスエンド、母マーメイドウインク(その父エルコンドルパサー)という血統の牝馬で、後藤保調教師の管理馬。


●●安部憲二騎手(ばんえい)、通算1000勝達成●●

 安部憲二騎手(ばんえい・岩本利春厩舎)は、11日(月)の帯広第5レースでアアモンドジャンボに騎乗して1着となり、1993年4月17日の北見第4レースでのデビュー以来、10603戦目にして通算1000勝を達成した。

 安部騎手は1967年5月3日生まれの44歳。重賞は2001年のチャンピオンカップ(シンエイキンカイ)、2005年の北見記念(サダエリコ)、2008年のイレネー記念(オレワスゴイ)など18勝している。

(NARウェブサイトによる)


●●田中淳司調教師(北海道)、通算200勝●●

 ホッカイドウ競馬の田中淳司調教師は、14日(木)の門別6レース=フレッシュチャレンジ(1700m)で管理するシラヤマヒメが1着となり、通算1032戦目で通算200勝を達成した(通算成績にはJRAでの数字を含む)。
 田中調教師は1972年3月16日生まれの39歳。2007年4月18日に初出走、翌日にアイファーダイオーで初勝利を挙げた。重賞は昨年のステイヤーズカップ(マキノスパーク)の1勝。昨年には自身最多となる74勝を挙げ、ホッカイドウ競馬の調教師リーディングで3位に入っている。

(ホッカイドウ競馬のリリースなどによる)


●●夜さ恋ナイター・2周年イベントにJRAジョッキーが来場(8月1日・高知)●●

 高知競馬では、2009年7月にスタートしたナイター競馬「夜さ恋ナイター」が2周年を迎えることから、8月1日(月)の本場開催日を「夜さ恋ナイター2周年記念 第2回夜さ恋フェスティバル」として、ビアガーデン、夜店コーナーなどのイベントを行うことになった。

 当日はスペシャルゲストとしてJRAの武豊騎手、福永祐一騎手、武幸四郎騎手が来場。チャリティーオークションやトークショー、サイン色紙プレゼント、握手会を実施することになっている。

(NARウェブサイトによる)