6月30日(木)「帝王賞(大井)はスマートファルコンが圧勝」ほか [全国競馬情報]
2011/07/01(金) 10:31


●●重賞レースの結果●●
●6月29日(水)
・大井競馬場で行われた統一ダートグレード競走(Jpn1)農林水産大臣賞典第34回帝王賞(1着賞金6000万円、ダート2000)は、圧倒的人気に推されたスマートファルコン(JRA栗東・小崎憲厩舎、武豊騎乗)が2着に9馬身差を付けて逃げ切り勝ちをおさめ、重賞5連勝を達成した。
 レースはスマートファルコンが逃げ、マグニフィカが2番手、エスポワールシチーが3番手、バーディバーディが4番手を進んで後続を大きく離して先団グループを形成。前半1000メートルを59秒8のペースで、一旦ペースが緩んだあと3コーナー過ぎに再びペースが上がるとマグニフィカが脱落してエスポワールシチーが2番手に上がりバーディバーディと共にスマートファルコンを追ったが最後の直線で11秒3、12秒1のスピードに差は開く一方。エスポワールシチーは2着死守が精一杯。バーディバーディが1馬身4分の1差の3着に流れ込む形となった。後続から追い上げたボンネビルレコードが更に4馬身差の4着。払戻金は三連単でも290円という超低配当だった。
 勝ち時計の2分1秒1は2006年にアジュディミツオーが記録した2分2秒1を1秒0更新するレースレコード。昨年12月の東京大賞典でスマートファルコン自らが記録したコースレコードに0.7秒差の速いタイムの決着だった。
 勝ったスマートファルコンは父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ(その父ミシシッピアン)という血統の牡6歳馬。通算成績は29戦19勝(うちJRAで8戦4勝)となった。重賞は昨年11月のJBCクラシックから5連勝。

 レース後の関係者のコメントは以下のとおり。

1着 スマートファルコン
(武豊騎手)
 今日は僕はただ乗っているだけでした。スピードのある馬ですがそれが最後まで続くというのがこの馬の一番の武器だと思いますし、馬の状態も今日は本当に良かったんで、ここは気持ち的には落とせないレースだと思ってました。レースが終わって本当にほっとしました。さすがに余裕のレースではなかったですが、直線に向いてもうひと伸びしてくれた時に改めて凄い馬だなと思いました。
 今日もたくさんのお客様が来てくれてましたし、断然の1番人気でしたので何とか責任を果たせてよかったです。今日僕自身はいいレースができて本当にうれしく思います。ファンの皆様にはいつも競馬を応援していただきありがとうございます。われわれはもっといいレースをしていきますので、これからも応援してください。

(小崎憲調教師)
 去年も帝王賞を走ったんですが、去年は悔しい思い(6着)をしましたんで、今年前半は絶対ここを取りに行くつもりでやってきました。勝ててよかったです。昨日栗東を出る時にいつもどおり(馬の体重が)518キロでしたので、南関東に来ると結構体重が減るんでちょうど500キロぐらいで出走するのかと思っていたんですが、思ったよりちょっと重かった(507キロ)ですけど、こっちに来て飼い葉を良く食べていたんでその分かなと。体調に関しては全く問題なく思ってました。今日は枠順も良かったんで、偶数枠を引けたのもありましたし、スタートだけしっかり決めてもらえば後はいつもどおり。絶対的なスピードがありますんで、後はジョッキーにお任せという感じでした。1000メートルのラップも東京大賞典よりちょっと遅いぐらいだったんですが、かなり速いペースだったんで、この馬場でどうなのかなと思ってたんですけど、正直僕らも予想のつかない規格外の馬ですね。
 この後は夏休みに入って完全にオーバーホールしまして、一応、(来年3月の)ドバイを狙っていくローテーションを組んでいこうかなと思っています。今年もドバイに行きたかったんですが、東京大賞典の反動が出まして、行くつもりで調整していたんですけど諦めましたんでね。去年の帝王賞の借りはここで返したんで、次はドバイに照準を絞って行きたいですね。ただライバルが多いので(出走できる日本馬の)枠を取りに行くのもなかなか大変だと思うので、秋も、ドバイに行きたいので、それに向けて(ドバイに行けるような)ローテーションを組んでいきたいですね。

8着 マグニフィカ(石崎駿騎手)
 今日のペースは尋常じゃなかったですね。ただ、マグニフィカは前に乗った時よりパワーアップしていました。

(取材:大関隼)

●6月29日(水)
・大井競馬場で行われた3歳馬の新設重賞サンケイスポーツ盃第1回優駿スプリント(1着賞金1200万円、ダート1200)は、先行馬を見ながら4番手を進んだ2番人気の牝馬ミヤサンキューティ(大井・鈴木啓之厩舎、真島大輔騎乗)が直線半ばで抜け出すと後続の追い上げを封じ切って快勝。2着に4番人気のセントマーチが追い上げ、3着は中団から追い込んだ7番人気のリバーキンタローだった。2番手を進んだ3番人気のゴーディーは5着。1番人気のロードガバナンスはスタートの遅れが響いたか11着。
  勝ったミヤサンキューティーは父クロフネ、母イノセントニンフ(その父ヘクタープロテクター)という血統。12月に新馬戦を勝ち、3戦目の3月の特選競走、4戦目の4月の交流特別を連勝。1番人気で臨んだ5月の特別戦ではスタートで遅れたものの逃げたロードガバナンスに1馬身4分の1差まで追い上げて2着になっていた。通算成績は6戦4勝。管理する鈴木啓之調教師は一昨年6月の厩舎開業以来440戦目で重賞初勝利を果たした。

◎真島大輔騎手のコメント
 第1回のレースを勝ててとてもうれしいです。雨が苦手な馬で前回の競走では雨を嫌がってゲートの中で気負ってしまって出遅れてしまいました。今日はゲートで落ち着いていましたし、いいスタートを切ってくれました。新馬戦が終わってからずっと競馬を教えてきましたし、その結果が出てうれしいですね。勝ち時計の1分11秒6にはビックリしています。能力の高さを感じますね。これからも成長する馬だと思いますのでこれからも期待したいです。

◎鈴木啓之調教師のコメント
 勝ててほっとしてます。調教師になって初めて重賞という意気込みを感じる馬に出会えて自分で調教してスタッフと叱りながらもコミュニケーションを取って仕上げた馬なので、まだ実感は沸かないんですけど、本当にうれしいです。今までちょっと楽をさせて競馬を憶えさせたんですが、今回だけはしっかりと調教をして悔いのない仕上げをしました。今日は乗り役さんが理想の競馬をしてくれて、これで負けたらしょうがないという競馬をしてくれましたね。今後ですが、夏場はあまり良くない馬ですので、一度放牧に出して秋にもう一段パワーアップさせてその先は馬と相談してという形になると思います。


●●グランシャリオ門別スプリントの結果●●
・今年からスタートしたスーパースプリントシリーズの北海道・岩手地区トライアルのグランシャリオ門別スプリント(第11競走・3歳以上オープン・ダート1000m・12頭立て)が30日(木)に門別競馬場(天候:曇 馬場:良)で行われ、5番人気となったパフォーマンスが2着のサクラサクラサクラに2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分00秒6。 勝利騎手は井上俊彦。
 パフォーマンスは、父アッミラーレ、母プラチナウィンク(母父アフリート)という血統。北海道の田中正二厩舎所属の牡3歳栗毛馬。通算成績は5戦3勝(中央競馬は未出走)となった。
 なお、パフォーマンスとサクラサクラサクラの2頭は、7月21日(木)に船橋競馬場で行われる「習志野きらっとスプリント」(ダート1000m・1着賞金1200万円)の優先出走権を獲得した。


●●今年の南部杯は東京競馬場で開催●●
・例年、体育の日に盛岡競馬場で行われている中央・地方交流重賞競走「マイルチャンピオンシップ・南部杯(JpnⅠ)」が、今年はJRA主催により東京競馬場で施行されることが、JRA及び岩手県競馬組合から発表された。
 これは、先の東日本大震災により大きな被害を受けた同組合の支援策として、JRAが10月10日(祝・月)を開催日に設定し、南部杯の売上げの一部を支援金として岩手県競馬組合に拠出することとしたもの。 これを受けて全国の地方競馬主催者では、この取組みと連携して、当日を『岩手競馬を支援する日』として一丸となって岩手競馬を支援することを計画している。

(NARのホームページによる)


●●ジャパンダートダービーの出走予定馬●●
・7月13日(水)に大井競馬場で行われる第13回ジャパンダートダービーの出走予定馬は以下の通り。

●出走予定馬(6月29日現在)  
★JRA所属馬(出走枠6頭)
栗東 エーシンブラン
栗東 カネマサコンコルド
栗東 グレープブランデー
栗東 タガノロックオン
美浦 ピュアオパール
栗東 ボレアス
★地方他地区所属馬(出走枠[原則]5頭)
名古屋 アムロ
兵庫 オオエライジン
岩手 ベストマイヒーロー
名古屋 ミサキティンバー
★南関東地区所属馬(出走枠[原則]5頭)
川崎 ヴェガス
浦和 キスミープリンス
船橋 クラーベセクレタ
川崎 ジャクソンライヒ
大井 ブラックサンダー
船橋 マニエリスム 

(TCK特別区競馬組合発表のリリースによる)


●●堂山芳則調教師が1200勝を達成●●
・30日(木)に門別競馬場で行われた第5Rでモエレピンクダイヤが勝ち、管理する堂山芳則調教師が通算1200勝を達成した(9435戦目での達成で現役調教師では2人目)。
 
★堂山芳則調教師のプロフィール
 昭和26年1月16日生まれ
【免許取得】昭和55年12月1日
【発出走】昭和56年4月26日 岩見沢・第2競走・2着(マウタオロシ)
【初勝利】昭和56年4月28日 岩見沢・第8競走・1着(ハクセカイ)

堂山芳則調教師のコメント
「応援して頂いている皆様のお陰で達成出来た記録だと思います。この記録をステップとして、更に上を目指して頑張っていきます。」

(ホッカイドウ競馬発表のリリースによる)


●●地方競馬テレホンサービスが開設●●
・7月19日(火)から地方競馬テレホンサービス(レース結果)が開設されることとなった。詳細は以下の通り。

★電話番号:0570-011-555(ナビダイヤル)
        03-6748-0100・0101
※「0570」で始まる番号は、一部の携帯電話、PHSからは利用出来ない。また、NTT以外の電話会社と契約している場合は利用出来ないことがある。
★開設日:2011年7月19日(火)
★その他
サービスの開始に伴い、従来の番号(レース結果)は廃止となるが、一部主催者では一定期間、旧番号と併用することがある。また、レース結果以外の番号の変更はない。利用の際の競馬場番号は以下の通り。
ばんえい帯広(03)、札幌(04)、門別(06)、盛岡(11)、水沢(12)
浦和(31)、船橋(32)、大井(33)、川崎(34)
金沢(41)、笠松(42)、名古屋(43)、中京(44)、園田(51)、姫路(52)
福山(54)、高知(55)、佐賀(61)、荒尾(63)

(NAR発表のリリースによる)


●●2歳戦の結果●●
●6月29日(水)
<門別>(天候:曇 馬場:良)
★2歳未勝利(第1競走・2歳・ダート1700m・7頭立て)
 デヴィルズサンダー・牡・勝ちタイム1分55秒3・父ロージズインメイ
★JRA認定ルーキーチャレンジ2歳未勝利(第3競走・2歳・ダート1200m・9頭立て)
 ロゼオ・牡・勝ちタイム1分15秒8・父フレンチデピュティ
★JRA認定フレッシュチャレンジ2歳新馬(第7競走・2歳・ダート1200m・11頭立て)
 ダブルスター・牡・勝ちタイム1分15秒1・父シニスターミニスター
●6月30日(木)
<門別>(天候:晴 馬場:良)
★2歳未勝利(第1競走・2歳・ダート1000m・7頭立て)
 フレンズアート・牝・勝ちタイム1分2秒5・父ストラヴィンスキー
★2歳未勝利(第2競走・2歳・ダート1000m・7頭立て)
 アマクサボーイ・牡・勝ちタイム1分3秒5・父アッミラーレ
★2歳未勝利(第5競走・2歳・ダート1200m・9頭立て)
 モエレピンクダイヤ・牝・勝ちタイム1分15秒6・父ゴールドヘイロー


●●JRA交流競走の勝ち馬●●
●6月28日(火)
<大井>(天候:晴 馬場:良)
★フォーチュネイトあじさい特別(第9競走・3歳・ダート1800m・11頭立て)
 ロットネスト・牡3歳・JRA栗東:松永幹夫厩舎・父Redoutes Choice
●6月29日(水)
<笠松>(天候:晴 馬場:良)
★槍ヶ岳賞(第10競走・3歳・ダート1400m・9頭立て)
 ロイヤルネイチャー・牝3歳・JRA栗東:田島良保厩舎・父スニッツェル
●6月30日(木)
<園田>(天候:晴 馬場:良)
★淀川特別(第10競走・3歳以上・ダート1400m・12頭立て)
 リスキープラン・牡4歳・JRA栗東:森秀行厩舎・父キングカメハメハ

(担当:小林雅巳)