例年、体育の日に盛岡競馬場で行われている中央・地方交流重賞「マイルチャンピオンシップ南部杯」が今年はＪＲＡ主催で東京競馬場で行われることが決まった。
　これは先の東日本大震災により大きな被害を受けた岩手県競馬組合の支援策としてＪＲＡが１０月１０日を開催日に設定し、南部杯の売り上げの一部を支援金として岩手県競馬組合に拠出することにしたもの。

　これを受けて、全国の地方競馬主催者では、この取り組みと連携して、当日を「岩手競馬を支援する日」として、一丸となって岩手競馬を支援することを計画している。

◎全国公営競馬主催者協議会の古尾谷光男会長のコメント
　ＪＲＡ東京競馬場での南部杯施行に対して大きな成果を期待しております。地方競馬でも全国の主催者が協力して、岩手競馬を支援する取り組みを進め、全国が盛り上がるように工夫していきたいと思っております。

◎地方競馬全国協会の仲田和雄理事長のコメント
　ＪＲＡ及び全国の主催者が相互に協力して取り組むことにより、１０月１０日が大いに盛り上がることを期待しております。
　当協会としても主催者と連携しながら、情報提供面でご協力させていただきたいと思っております。

（全国公営競馬主催者協議会、地方競馬全国協会発表による）


※１０月１０日は帯広（ばんえい）、大井、名古屋、佐賀が開催を予定している。

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