6月9日(木)「ダービーウィーク、各地の結果」ほか [全国競馬情報]
2011/06/09(木) 16:08


●●東京ダービーは牝馬クラーベセクレタが2冠達成●●

大井競馬場(曇・良馬場)で8日(水)に行われた第57回東京ダービー(2000m 16頭 1着賞金4200万円)は、羽田盃を制し4連勝中、断然の人気を集めた牝馬クラーベセクレタ(戸崎圭太騎手)が直線抜け出し、2分06秒5で優勝。20年振り、史上5頭目の牝馬による東京ダービー制覇。そしてロジータ以来、22年振りの牝馬による2冠制覇を成し遂げた。1馬身差の2着にヴェガス、さらに1馬身半差の3着がキスミープリンス。

クラーベセクレタは父ワイルドラッシュ母シークレットルーム(その父タイキシャトル)の牝3歳鹿毛馬、船橋・川島正行厩舎の管理馬。通算成績11戦8勝(地方競馬では9戦8勝)、重賞7勝。南関東転入後は、昨暮の東京2歳優駿牝馬から重賞ばかりを無傷の5連勝とした。

また戸崎圭太騎手は現役最多タイの東京ダービー4勝目、船橋・川島正行厩舎は最多タイの東京ダービー5勝目となった。

~レース後のコメント~

1着クラーベセクレタ(戸崎圭太騎手)
「これだけの人気馬で、勝たなければいけないと思っていましたから今はホッとしています。こういう歴史的牝馬に乗せてもらえることに感謝しています。レースは3コーナーでファジュルが一気に先頭に立っていきましたが、僕の馬は手ごたえも十分でしたので落ち着いてリズムよく走らせて行きました。最後は追い込んできたヴェガスの脚音が聞こえてきましたが、手ごたえもありましたし、馬がよく頑張ってくれました。
僕自身は先週の安田記念も勝ちましたが、これも良い馬に乗せてもらえて、ファンの声援や家族の支えがあればこそだと思っています。クラーベセクレタはこれで2000メートルをこなしたので、3冠がかかる次のレースではもっといいパフォーマンスが見せられると思っています。」

(川島正行調教師)
「ここを目標にしてきましたが、体重がマイナス9キロと聞いた時は少し心配になりました。しかし、よく頑張ってくれましたね。スターホースになれる馬だと思いますし、これからも期待しています。次の目標はジャパンダートダービーです。」

2着ヴェガス(酒井忍騎手)
「レースとしては自分のやりたいことが出来ましたので、この結果には納得しています。今日は相手が強かったです。」

3着キスミープリンス(的場文男騎手)
「道中内につけられていい感じだったのですが、3、4コーナーでバテた馬が下がってきて、そこで前が詰まってしまいました。あそこでうまく捌けていたら勝ち負けになっていたかもしれません。背中のいい馬で、これからもっと良くなってくると思います。」

(取材:大関隼)


●●北海優駿はピエールタイガー接戦を制す●●

門別競馬場(晴・良馬場)で7日(火)に行われた第39回北海優駿(2000m 13頭 1着賞金500万円)は、ピエールタイガー(宮崎光行騎手)がスタープロフィットとの接戦をハナ差制し、2分11秒3で勝利。2着スタープロフィット、3馬身離れた3着はエルドラゴン。人気を集めたサントメジャーは8着に終わった。

勝ったピエールタイガーは父カコイーシーズ母ビーフレグラント(その父ダイタクヘリオス)の牡3歳鹿毛馬、北海道・堂山芳則厩舎の管理馬。通算成績8戦3勝、重賞初制覇がこのレースとなった。

また宮崎光行騎手、堂山芳則厩舎のコンビは、この勝利で北海優駿3連覇となった。


●●兵庫ダービーは無傷の7連勝でオオエライジンV●●

園田競馬場(晴・良馬場)で行われた第12回兵庫ダービー(1870m 8頭 1着賞金800万円)は、スタート直後から飛び出したオオエライジン(木村健騎手)と、これを直後から追ったホクセツサンデー、人気2頭のマッチレース。終始手応えの良かったオオエライジンが、直線に向いて突き放し、最後は7馬身差の圧勝。勝ち時計は1分58秒6、デビューから無傷の7連勝で兵庫ダービーを制した。2着ホクセツサンデー、さらに6馬身離れた3着はマルヨロイヤル。

勝ったオオエライジンは父キングヘイロー母フシミアイドル(その父リンドシェーバー)の牡3歳栗毛馬、兵庫・橋本忠男厩舎の管理馬。通算成績7戦全勝、重賞4勝目。


●●明日10日は名古屋で東海ダービー●●

明日10日(金)、名古屋競馬場では第41回東海ダービー(1900m 1着賞金500万円)が12頭によって争われる。駿蹄賞を勝ったミサキティンバー、新緑賞を制したマルヨコンバット、北日本新聞杯を圧勝したエムザックハーツなどが参戦。発走は16時30分の予定。

1枠 1番 バーンバーンバーン 56 丸野
2枠 2番 オーナーシップ   56 向山
3枠 3番 モエレウェバリング 56 安部
4枠 4番 コアレスバトラー  56 筒井
5枠 5番 モエレシリアス   56 兒島
5枠 6番 サウスギャラクシー 54 柿原
6枠 7番 ブライトヒーロー  56 小山
6枠 8番 アムロ       56 戸部
7枠 9番 サカジロタイヨー  56 阪野
7枠10番 エムザックハーツ  56 岡部
8枠11番 マルヨコンバット  56 尾島
8枠12番 ミサキティンバー  56 山本


●●2歳戦(門別)の結果●●

・7日(火)

4Rの未勝利戦(1000m 12頭)は、スズカマンボ産駒のイッシンドウタイ(宮崎光行騎手)が1分01秒0で逃げ切り、9馬身差の圧勝。

8RのJRA認定フレッシュチャレンジ新馬戦(1000m 11頭)は、マヤノトップガン産駒の牝馬レディーソルジャー(桑村真明騎手)が1分02秒9で直線抜け出し勝利。

・8日(水)

3RのJRA認定ルーキーチャレンジ未勝利戦(1000m 11頭)は、スパイキュール産駒のマハリク(坂下秀樹騎手)が直線抜け出し1分02秒4で勝利。

6RのJRA認定フレッシュチャレンジ新馬戦(1000m 11頭)は、サウスヴィグラス産駒の牝馬サンダーウィスカー(川島雅人騎手)が1分03秒4で差し切り勝ち。

12Rのオープン特別・バトルプラン賞(1200m 7頭)は、ラスカルスズカ産駒サンレイレーザー(岩橋勇二騎手)が1分15秒5で逃げ切り、2着レイモニの追撃をアタマ差振り切った。サンレイレーザーは通算成績3戦2勝、この勝利で岩橋勇二騎手は通算200勝を達成した。


●●帝王賞(JpnI)、地方馬の出走予定馬が決定●●

29日(水)、大井競馬場で行われる第34回帝王賞(JpnI 2000m 1着賞金6000万円)の、地方馬の出走予定馬が決定し、TCK特別区競馬組合から発表された。

連覇を狙うエース・フリオーソを筆頭に、強豪がエントリー。JRA所属馬は今週末12日(日)、JRAから発表される。

・地方他地区選定馬(2頭)
エーシンエヴァン(笠松)
グランシュヴァリエ(高知)
※補欠馬はイーグルビスティー(高知)、ナリタブラック(高知)、シルクウィザード(福山)の順。

・南関東選定馬(8頭)
カキツバタロイヤル(船橋)
シーズザゴールド(大井)
タートルベイ(船橋)
ナイキハイグレード(船橋)
フリオーソ(船橋)
ボンネビルレコード(大井)
マグニフィカ(船橋)
マズルブラスト(船橋)
※補欠馬はサイレントスタメン(川崎)、ラインジュエル(大井)、ナムラハンター(浦和)、ケイアイスイジン(大井)、マッドマックス(大井)の順。


(担当:中野雷太)