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もう一つ、今週末気になるスポーツイベントが、東京六大学野球・春季リーグ戦の早慶戦。戦後間もない時代には神宮に5万人を集めるほどの国民的イベントでした。さすがに今は当時ほど人は入りませんが、この週末の神宮は両大学の学生でスタンドがびっしりと埋まります。

 試合前にはスタンド全体で「早慶賛歌」が合唱され、点が入ればお互いに「紺碧の空」「若き血」を歌って大盛り上がり。そして試合後は早稲田は新宿、慶應は銀座に繰り出して各サークルが大宴会。大学時代に東京六大学の試合は何度も見て来ましたが、やはりダービー同様、早慶戦が持っている雰囲気は他の試合とは全く異なります。

 少なくともここ4年間は、斎藤佑樹投手(早大→日本ハム)がいたため世間の注目もより一層上昇。早慶戦のチケット直前には、ダービーを差し置いて早慶戦(=斎藤佑樹投手)がスポーツ新聞の1面を飾るという日もありました。しかし、今年は早稲田の優勝の可能性が消えたため?各メディアの扱いも僕が学生だった頃とあまり変わらない程度に落ち着いています(和田毅投手が4年生の時に久々に優勝を飾っても、リーグ戦4連覇を達成しても1面にはなりませんでした)。

 今は土日が仕事で、すっかり神宮へ足を運ぶ機会が無くなってしまった僕が言うのも何ですが、あれだけ盛り上がっていた世の六大学野球への熱が、斎藤投手の卒業と同時に冷めてしまうのも実に惜しい。甲子園で活躍し、プロを狙えるような逸材も多数入ってくるリーグですから、ぜひまたダービー週のスポーツ新聞の1面を奪回するような選手が出てくれることを期待したいと思います(甲子園優勝投手が東大に現役合格して「野球でも東大を優勝させます」なんて宣言したら、相当面白いと思うんだけどなぁ)。

 ちなみに、今年の春季リーグ戦で優勝の可能性があるのは立教と慶應。早慶戦で慶應が勝ち点を取れば慶応の優勝、早稲田が2勝1敗で勝ち点を取れば慶應と立教で優勝決定戦、早稲田が2連勝で勝ち点を取れば立教の12年ぶりの優勝が決まります(平成以降で4回目)。

 やはり、ここは愛する母校に2連勝でぜひ一矢報いて欲しいですね。そして是非、FアナやKアナが久々の母校のリーグ優勝に歓喜して「見よ立教健児」を歌ってくれるシーンを見たいと思います。見よや十字の旗かざす~♪


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