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昨年のNHKマイルカップの勝馬ダノンシャンティの故障が判明した。診断は右前浅屈腱炎。今後9ヶ月以上の休養を要する見込み。

 ダノンシャンティはNHKマイルカップを勝った後、ダービーに出走を予定していたが左後脚の骨折のために直前に出走を取り消し、昨年末の有馬記念で復帰(9着)。今年は2月の京都記念4着のあと、今月3日の産経大阪杯でも4着となっていた。

●松田国英調教師のコメント
 大阪杯の後、順調に坂路調教を進めましたが、レース後にエコー検査をしたところ、前回検査した2月20日にはきれいな裏筋だったものが、今回は腱に長さ20センチほどの広範囲の損傷が見られました。
 ダノンシャンティは、NHKマイルカップで日本レコードを出した馬ですし、前走の大阪杯もレコードタイムで走るほどの馬です。こういう能力の高い馬ですので、今の時点では今後の進退については白紙とし、きちんと腱の治療をして、半年後の11月にオーナーと相談して進退について決めたいと考えています。

(JRA発表などによる)


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