２６日（土）阪神競馬場で行われる第２０回アーリントンカップ（ＧＩＩＩ）に出走予定のテイエムオオタカについて、追い切り後の石栗調教師のコメントは以下の通り。

「若竹賞は、先行力があるのでそれを生かす競馬をとジョッキーに指示していました。スタート良く、ギリギリ頑張ってくれましたが、ジョッキーが上手く、指示した以上に乗ってくれました。

勝った後、この先の大目標としてクラシックを考えましたが、ジョッキーの談話、１８００ｍでギリギリだったこと、先行力があるので短い距離ならより生きることなどを考えオーナーと相談して、今回アーリントンカップを使うことにしました。

輸送に関しては、関西へ行くのは初めてですけど、２歳時に新潟へも行っていますし、いれこむなどの影響は今まで見せていませんでしたから、大丈夫だと思います。

ここまで順調に使えているようで、実は除外が続き、それで１２００ｍの特別戦を使ったりと、変則的に競馬をしてきました。でも、なんとかここまで順調にきましたし、いい状態をキープしています。

先週、坂路で４９秒台を出していますから、今朝は５３秒台、そんなにやるつもりもありませんでした。やる気になれば時計は出てしまいますから、輸送もありますし、セーブしました。

阪神のマイルは、直線が長くなるのでどうかとも思いますが、そこは幸騎手の腕に期待します。関西の強いメンバーばかりですが、その牙城をできれば崩したいなと思います」

（取材：中野雷太）

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