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今日、JRA競馬学校で、騎手課程第27期生7人の卒業式が行われた。卒業した7人は、騎手免許試験に合格すれば、3月から中央競馬の騎手としてデビューする予定(騎手免許試験の合格発表は2月10日)。

 全教育期間を通じて、実技、学科ならびに修学姿勢・生活態度が特に優秀だった生徒に贈る「模範賞」は藤懸貴志君が、アイルランド大使が特に優秀と認めた生徒に贈る「アイルランド大使特別賞」は、嶋田純次君が受賞した。また、式典に先立って行われた「卒業記念模擬レース」は、森一馬君が1着だった。

<卒業生7人のコメント>
●嶋田純次(しまだ・じゅんじ)
※アイルランド大使特別賞受賞
(17歳、埼玉県出身、美浦・手塚貴久厩舎所属予定)
「乗馬未経験だった私ですが、教官の先生方に心技体を鍛えていただきました。厩舎研修でも多くのことを学ぶことができました。これからデビューしますが、感謝の気持ちを忘れず、ファン、関係者の皆さんに信頼される騎手になりたいと思います」

●杉原誠人(すぎはら・まこと)
(18歳、埼玉県出身、美浦・藤沢和雄厩舎所属予定)
「3年前乗馬未経験で入学しましたが、教官の先生方や厩舎関係者の皆さん、また、同期の支えもあり、これまでやってこれました。これまでの3年間を活かし、ファン、馬主、関係者の皆さんの期待を裏切らず、たくさん勝ち、トップを目指したいと思います」

●高嶋活士(たかしま・かつじ)
※模擬レース全10戦で争われた「競馬学校チャンピオンシップ2011」総合優勝
(18歳、千葉県出身、美浦・柴崎勇厩舎所属予定)
「入学した時は、3年は長いと思いましたが、皆さんの支えもあり、卒業できました。これからは一鞍一鞍を大切にし、ファン、関係者に信頼される騎手になりたいと思います。模擬レースの結果を新人賞につなげるよう頑張りたいと思います」

●花田大昂(はなだ・ひろたか)
(21歳、静岡県出身、栗東・西橋豊治厩舎所属予定)
「競馬学校でたくさんの基本的なことを学びました。これからも向上心を持って騎乗したいと思います。生産者、牧場関係者の気持ちを背負い、感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います」

●藤懸貴志(ふじかけ・たかし)
※模範賞受賞
(17歳、長野県出身、栗東・平田修厩舎所属予定)
「競馬学校の調教で学んだこと、レースで学んだこと、模擬レースで学んだことを活かし、たくさん勝てる騎手になりたいと思います」

●森一馬(もり・かずま)
(17歳、神奈川県出身、栗東・松永昌博厩舎所属予定)
「短いようで、長い3年間でした。色々なことがありましたが、支えてくれた両親、教官の先生方、厩舎研修でお世話になった皆さんのお陰で卒業することができました。これからは、騎乗依頼され、皆さんから好かれるような騎手になりたいです」

●横山和生(よこやま・かずお)
(17歳、茨城県出身、美浦・勢司和浩厩舎所属予定)
「この3年間、大勢の方に迷惑をかけました。また、厩舎研修ではたくさんのことを経験させてもらいました。デビュー後は何事にも貪欲に頑張っていきたいと思います」

(JRA発表による)


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