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お待たせしました。『年度代表穴ウンサー2010』の発表です。栄えある2010年のMVPは、はたして誰なのか?まずは選考委員会に提出されたデータをここで公開します。

【2010年のトータル成績】
 木和田 8割  4厘(392打数315安打)
 舩山  7割8分9厘(427打数337安打)
 佐藤  7割8分6厘(421打数331安打)
 中野  7割7分3厘(415打数321安打)
 山本  7割6分7厘(485打数372安打)
 檜川  7割5分5厘(318打数240安打)
 小林  7割4分9厘(407打数305安打)
 小塚  7割4分6厘(343打数256安打)
 大関  6割4分2厘(212打数136安打)

【リーディング穴ウンサー】木和田・8割4厘(392打数315安打)

【最多レース実況者】山本・485レース(2位は舩山で427レース)

【最多万馬券レース実況者】山本・372レース(2位は舩山で337レース)

【最多100万超レース実況者】山本・13レース
(2位は小林、舩山、小塚で11レース。殿は大関の3レース)

【最高配当レース実況者】檜川・1457万5600円( 1月16日・京都第4競走)
          第2位 山本・1180万4360円(11月20日・京都第7競走)
          第3位 小塚・1143万7290円( 6月 5日・京都第8競走)

【JRAレコードレース実況者】舩山・複勝1万6110円
(6月26日・福島第2競走・3着ヴィヴィアン・最低16番人気)

【主な記録】
 中野・単勝4万6080円    (JRA歴代6位・ 9月 4日・新潟第3競走)
 山本・馬連36万2250円   (JRA歴代6位・11月20日・京都第7競走) 
 大関・ワイド10万450円   (JRA歴代4位・ 3月 6日・阪神第2競走)
 山本・馬単90万6220円   (JRA歴代3位・11月20日・京都第7競走) 
 山本・馬単68万4240円   (JRA歴代6位・10月 3日・中山第8競走) 
 大関・3連複192万4050円 (JRA歴代5位・ 3月 6日・阪神第2競走)
 檜川・3連単1457万5600円(JRA歴代3位・ 1月16日・京都第4競走)
 山本・3連単1180万4360円(JRA歴代5位・11月20日・京都第7競走)
 小塚・3連単1143万7290円(JRA歴代6位・ 6月 5日・京都第8競走)

 選考委員会で出た主な意見は以下の通りです。

「今年も檜川アナでいいのではないか。ナニワの巨砲の異名通り、2010年の最高配当レースを実況し、またスノーフェアリーの「すんごい脚」は多くの関係者、ファンの心に刻まれたことだろう」

「いや、やはり唯一の8割越えを評価して、木和田アナではないでしょうか。今年はGIですごい馬券が出た訳ではなく、打率優先でよいと思います」

「私もそう思うな。打率トップというリーディングもじゅうぶん根拠に値するが、今年はTVキャスターとして飛躍する分、実況打数が確実に減少することだろう。打率は残せるかもしれないが、その他の部門のタイトル獲得が難しくなる。それを加味して昨年の首位打者に価値があるとみて推したい」

「そうです。木和田アナですよ。やはり年間を通じてコンスタントに万馬券を出し続けたことは評価されるべきだと思います。それで檜川アナには『特別賞』を与えてはどうでしょう?今年もアパパネの3冠達成やエリザベス女王杯など、ここぞの大一番でインパクトがある実況をしたことは特別賞に値すると思うのですが」

「しかし、インパクトどうのこうのというのは万馬券レースを実況した上でのことであって、檜川アナが実況したGIは万馬券が出たものの大波乱というわけではなかったからなぁ」

「私は舩山アナを推します。打率、ホームラン(100万以上)、打点(万馬券数)の3部門とも2位の安定した数字以上に、複勝1万6110円のJRA歴代1位で競馬ファンに強烈なインパクトを残しましたよね。その複勝最高配当はそれまでの記録を4000円弱も塗り替える大幅な『馬ッ券レコード』だったんです。ましてや複勝万馬券はこれを含めてJRA史上僅か6例しかないんですよ。年度代表の価値は十分と言いえると思います。また、今年から5重勝が始まることを考えて、単勝4万6000円を輩出した中野アナに2011年の期待を掛けて特別賞を与えてもいいのではないでしょうか」

 議論は長時間にわたり、白熱した選考会でした。議論を戦わせた結果すんなりと決まらず、候補は山本アナと舩山アナに絞られました。そして、この2人のどちらがふさわしいのか、という議論になり、ついに結論が出たのでした。

 発表します。年度代表穴ウンサーの座を手にしたのは、舩山陽司アナウンサーです! 選考委員会では、毎年一番数多くレース実況をしている山本アナが昨年1000万馬券レースを実況したのは遅いぐらいであること、舩山アナの複勝レコードは1000万馬券のレース実況に匹敵する偉業であること、そして打率、100万馬券の実況、打点(万馬券数)の3部門とも2位という成績が評価されました。なお、特別賞については、今回は見送られました。

 舩山アナは初の年度代表穴ウンサーです。受賞の知らせを受けての舩山アナのコメントは以下の通りです。

「まさかの受賞に驚いています!! 複勝万馬券はよく覚えていますよ。『このレースは荒れる!!』と思って内枠の馬の複勝を買ったんですよ。2番と5番の複勝を・・・。まさか4番ヴィヴィアンとはねえ・・・。つくづく馬券が下手だと後悔しました。今年ですか? 今年はBS中継に出演するため実況機会が大幅に減るので、大万馬券には巡り合えないかもしれません。でも、なにかインパクトに残ることをしたいと密かに狙っています。目指せ!!2000万馬券!!」

 今年2011年はどんな万馬券と出会えるのでしょうか?今年は5重勝が4月24日からスタートします。いよいよ新時代に突入します。はたして、どんな万馬券を誰が実況するのか、歴史に名を残すのは誰なのか? さぁ、行きましょう! 万馬券の遥かなる旅へ!!


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