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2010年の最後に、親バカコラムで行きます、中野雷太です。

間もなく2歳半になる我が息子は、相変わらずの鉄道&働く車オタクであり、ここへ来てさらに「アンパンマン」に目覚め、毎日毎日飽きもせず、プラレール、ミニカー、本、ビデオを見まくりの状態。家にいる間は、ずっとそれらを楽しむ生活です。僕のところに本を持ってきては、微妙な、曖昧な発音ながらも、日本中の鉄道の名前を片っ端から話してくれます。たとえば「スーパービューおきこ(踊り子)」など、微妙に正解とはずれるのですね、これが。でも、JR九州の「かもめ」「ソニック」などははっきりしていて、息子から聞いて知ったおかげで、これまで鉄道に興味の無かった自分も、先日ちょっと出張ついでに乗ってみたりして、「快適でいいな、これ」などと新たな発見もあり、僕自身も世界が広がったような気がしています。

そんな息子が4月から通っている保育園のクリスマス会が先週あり、僕と妻、義母の3人で見に行ってきました。会場は保育園ではなく、歌手がコンサートをやるような立派なホール。過去には、「千の風になって」のあの人も使ったことのあるところで、入ってビックリしました。このステージで、2歳の息子がどんな姿を見せてくれるのか?非常に楽しみでした。

本番に向けて、保育園では毎日毎日、熱のこもった練習をしていたようで、その成果を、息子はよく家でも披露してくれていました。1か月半くらい前から突然「め-にめーにくしまあ(メリーメリークリスマス)」など、歌って聞かせてくれていたのです。さて本番、この舞台の上で、それを立派に披露できるでしょうか?

始まると、最初は園の生徒全員で、クリスマスソングの合唱でした。小さな子から大きな子まで、大勢の子どもたちがいる中「息子はどこだ?」と探してみると、後ろの方で、なかなか見えない、カメラに収められない場所でキョロキョロしています。そんな僕らに気づいた先生が、気を遣って前列に出してくださり、妻が息子に手を振りました。すると、息子は僕らに気づいてしまい、突然泣き出してしまいました。そして歌が終わると「ママァ!!」と泣きながら、こちらへ向かって、走り出してしまったのです。慌てて先生が捕まえて舞台の袖に引っ張っていってくれましたが、こうなると、後はもう、楽しみどころか不安しかありません。「この後、大丈夫だろうか?」と。

2歳の息子、保育園では一番小さな子たちが入る、「ひよこ組」に属しています。いよいよ「ひよこ組」の歌の出番がやってきました。ですが舞台の袖から、大泣きしている子供の声が聞こえてきます。「あちゃぁ、これうちだよ」我々3人は戦々恐々です。そんな中、始まりました。先生に促されて出てきた「ひよこ組」さん達。その中でも、頭一つほど抜けて体の大きな我が子を筆頭に、大半の子が泣いてしまっています。音楽が流れるものの、彼らは何もできません。ただただ、ステージ上で泣いています。そのまま時間は過ぎ、彼らの晴れ舞台?は終わりました。僕も妻も、子供の頃から、この手のモノ(学芸会など)は得意な方だったので、どこまでできるかを確かめる意味でも、ソコソコの期待を持って見に行ったのですが、結果はまるで違いました。でもまだ2歳ですからね、「こんなものかな、仕方が無いね」と思いながら、頑張った息子の労をねぎらうべく、帰りは皆でお寿司(回る)を食べに行きました。

こんな息子も、来年春にはお兄ちゃんになります。今はまだ、ただただ我がままで甘えん坊なこの子も、3学年差の下ができて、どう変わっていくのか?下の子が生まれ、それを育てる日々も楽しみではありますが、息子の変化、成長を見守ることも、2011年、来年の楽しみの一つです。そしてそんな息子たちから見て、恥ずかしくない、立派な父親であれるように、僕も頑張りたいと思います。

今年も皆様、どうもありがとうございました。来年もまた、よろしくお願いします。それでは、どうぞよいお年を!


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