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東京競馬場にいるジャパンカップ出走予定の外国馬6頭の、今日の調教状況、関係者のコメントは以下の通り。

●ジョシュアツリー(アイルランド 牡3歳)

ダートコースで常歩、ダク、キャンター半周の後、芝コースで常歩。C・オドノヒュー騎手が騎乗し、キャンター、残り7Fから追い切り(7F参考タイム:92.9-62.4-49.1-35.4-11.8)

トーマス・コマフォード調教助手のコメント
「馬の状態はとても良く、騎手も今朝の追い切りに満足していました。オブライエン調教師の指示に従って調教をこなしています。他のヨーロッパからの参戦馬に比べ、今年はまだ3戦しかしていないので有利だと思っています。前走カナディアンインターナショナルSの時は95%の状態で古馬相手に勝ちましたが、今は100%の状態なので、レースが楽しみです。明日からはダートで4ハロン半のゆっくりとしたキャンターをやり、間に常歩を挟んで7ハロン半のキャンターをやる予定です」

コルム・オドノヒュー騎手のコメント
「(本日乗ってみて)動きはとても良く、力強かったです。とてもフレッシュな状態なので、今朝の調教には満足しています。この馬は、レースでは自在に位置取りができますので、特にこれといった作戦パターンはありません。芝の感触も良く、カナディアンインターナショナルSを勝ったウッドバイン競馬場の馬場に似ているような気がします」

●ダンディーノ(イギリス 牡3歳)

ダートコースでダク1周、キャンター1周、常歩とダク約半周

オリヴァー・ウィリアムス調教助手のコメント
「調子はとても良いです。馬場に出た直後は物見をしていましたが、すぐに慣れました。東京競馬場のダートコースは、今まで見てきた馬場よりもずっとよく、最高だと思いました。ジャパンカップ参戦をかなりまえから決めていた理由は馬場にあります。本国には、日本のような硬い馬場は無いからです。前走のセントレジャーは、良馬場発表にもかかわらず軟らかいところがあり、あんなにひどいとは知らなかったため、8着という結果になってしまいました。馬は若いし、大きなレースの勝利が無いため人気は無いでしょうが、そのおかげでプレッシャーが無いのが良いです。今日、調教師が来日してから、明日の調教内容を決めますが、ポール・マルレナン騎手が乗って芝コースに出ると思います」

リン・ウォード厩務員のコメント
「最初はキョロキョロしていましたが、すぐに慣れました。輸送で減った体重も、日に日に増して取り戻してきていますし、エネルギーを溜めているかのように、よく眠っています」

●シリュスデゼーグル(フランス せん4歳)

ダートコースでダク600m、常歩100m、キャンター300m、常歩100m、キャンター1000m

ジャンジャック・ポワンセレ厩務員のコメント
「馬の調子は大変良いです。調教をつけていても、とても良い手応えだったそうです。今朝は馬場が乾いていて良い状態でした。芝コースはまだ見ただけなので分かりませんが、とても速い馬場のようで、もう少し軟らかい方が、この馬にはありがたいです。明日は今日と同じ調教メニューで、今日よりも少し強めに追います。追い切りは、金曜日に芝で行う予定です」

●マリヌス(フランス 牡4歳)

ダートコースでダク600m、キャンター300m、常歩100m、キャンター1000m

レジス・バルベデット調教助手のコメント
「馬の調子は申し分無く、今朝の調教を見ていても大変動きが良かったです。昨日コースを見た時には多少湿っていましたが、乾いてみると、とても速い馬場のようでした。素晴らしいコースだという印象を受けました。明日も今朝と同じ調教メニューの予定です。レース当日まで、芝コースには入れません」

●モアズウェルズ(フランス 牡6歳)

セバスチャン・マイヨ騎手騎乗で、ダートコースで常歩、ダク、キャンター半周の後、芝コースで常歩、キャンター、残り7Fから追い切り(7F参考タイム:95.1-64.8-50.7-37.0-12.4)

リチャード・ギブソン調教師のコメント
「今日の追い切りは、特にタイムを考えて追ったわけではなく、前の馬(ジョシュアツリー)を見ながら、直線は単独で走らせました。輸送から順調にきて、動きも良いので満足しています。今年はこの馬にとっては非常に力の出せた年で、何勝かした他に、2着でも写真判定に持ち込む力走をし、カナディアンインターナショナルSでも2着と実力を出しているので、今回のジャパンカップも期待しています。明日は追い切り後なので少し抑えた調教になりますが、500kgを超えた食欲旺盛な馬なので、きっちり1200mくらいのキャンターをする予定です」

●フィフティープルーフ(カナダ せん4歳)

競馬学校を10時10分に出て、東京競馬場には12時05分に無事到着

タイラー・ギャスケン調教助手のコメント
「カナダ国外に遠征するのは初めてですが、全く問題は無く、全てが順調で、よく環境に適応しています。到着して早々、食欲も旺盛でとても喜ばしいです。明日の調教予定や追い切りに関しては、調教師が決めることになりますが、速いところをやるとすれば、明日になるかと思います。調教師はすでに日本に着いており、今日の午後に馬の様子を見に来る予定です」

(JRA発表)


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