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船橋競馬場(晴・良)の1000mで行われた第10回JBCスプリント(GI 1着賞金8000万円)は、スタートを決めて逃げたJRAサマーウインド(藤岡佑介騎乗)が力の違いを見せつけ、57秒6で4馬身差の圧勝。断然の人気に応えて重賞3連勝、初GI制覇を飾った。2着に地元船橋のナイキマドリードが粘り、3着は追い上げたJRAミリオンディスク。連覇を狙ったJRAスーニは4着だった。

勝ったサマーウインドは父タイキシャトル母シンウインド(その父ウエスタンウインド)の牡5歳栗毛馬、栗東・庄野靖志厩舎の管理馬。通算成績13戦9勝、クラスターカップ、東京盃に続き重賞3連勝でGI初制覇。

~レース後の関係者のコメント~

1着 サマーウインド(藤岡佑介騎手)
「勝ててホッとしています。ここ一番で、一番良いスタートを切ってくれました。課題はスタートだけだと思っていました。道中は丁寧に乗って、4コーナーでは馬なりで良い手応えでした。後続との距離をはかりながら、これなら追いつけないと思いました。気持ち良かったです」

(庄野靖志調教師)
「初めてのコース、距離で、スピードを生かした競馬ができるのかと思っていました。ゲートをポンと出て、かなりのスピードで走っていましたから、止まらないように祈っていました。今後は馬の疲れをとって、オーナーと相談して次を決めます」

2着 ナイキマドリード(川島正太郎騎手)
「調教師からは3番手くらいにと言われていました。その通りの位置から競馬をしました。最後まで頑張ってくれる馬。今日は勝ち馬が速く、強かったです」

3着 ミリオンディスク(蛯名正義騎手)
「1000mは忙しかったです。勝った馬は馬なりで、こちらは追って追って、あの位置でした。最後はこの馬らしい伸びを見せてくれました。毎回力を出し切ってくれる、堅実な馬です」

4着 スーニ(川田将雅騎手)
「ここ2走はあまりよくありませんでしたけど、今日はこの馬の強さを見せてくれました。でもやはり、1000mは忙しかったです」

5着 アイルラヴァゲイン(津村明秀騎手)
「1000mは悪くないですが、追いかけるのが大変でした。スピードはあるのは見せられましたが、勝った馬が強かったです」

(取材:小林雅巳)


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