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雨が降りしきる重馬場の金沢競馬場で行われたダートグレード競走の第30回白山大賞典(JpnIII・2100m・1着賞金2100万円・11頭)は、逃げたジャングルスマイルを2番手でマークした2番人気のパワーストラグル(後藤浩輝騎乗)が4コーナーで堂々と先頭に立つと、直線も後続を引き離して6馬身差の圧勝を飾った。勝ちタイムは2分13秒1で、1999年のこのレースでマチカネワラウカドがマークしたレコードに0秒2差まで迫る好タイムでの勝利だった。
 金沢転入後14戦13勝(2着1回)で挑んだ地元期待のジャングルスマイルは粘りきって2着に健闘、先行して勝負どころで前と離されたものの盛り返した1番人気コスモファントムが1馬身半差の3着だった。4着にはフサイチピージェイ、5着にはネヴァデザートが入っている。

 勝ったパワーストラグルは父シンボリクリスエス、母ビッグハッピー(その父アフリート)という血統の4歳牡馬で、JRA美浦・加藤征弘調教師の管理馬。1000万下、準オープンと特別戦を連勝と勢いに乗って挑んだ初の重賞を見事白星で飾って通算成績は14戦6勝(うち地方競馬1戦1勝)となった。


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