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中山11Rの第44回スプリンターズステークス(GI、3歳上、芝1200m)は10番人気ウルトラファンタジー(H・ライ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分7秒4(良)。ハナ+1馬身1/4差2着に3番人気キンシャサノキセキ、さらに1/2馬身差で3着に7番人気サンカルロが入った。1番人気グリーンバーディーは7着。ハナ差2位入線の6番人気ダッシャーゴーゴーは最後の直線で急に内側に斜行、サンカルロの走行を妨害したとして4着に降着となった。

ウルトラファンタジーは海外・イウ厩舎の8歳セン馬で、父Encosta de Lago、母Belle Anglaise(母の父Sir Ivor)。通算成績は48戦9勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ウルトラファンタジー(ライ騎手)
「この上ない喜びです。雨はダメな馬でどうなるかと思いましたが、天気も良くなって、馬場も乾いて、すべてが自分に向いてくれました。坂も心配でしたが、よく乗り切ってくれました。日本の馬ではキンシャサノキセキが気になっていて、外から来た時に負けるものかと思って追いました。ゴールの瞬間は勝ったかどうか分かりませんでしたが、勝ったと分かった時は本当に嬉しかったです」

2着 キンシャサノキセキ(四位騎手)
「1回使っていれば違ったかもしれません。イライラしていたし、道中掛かったのですが、悲観する内容ではありません」

3着 サンカルロ(吉田豊騎手)
「最初から外に出すつもりはありませんでした。内を突いて不利を受けましたが、そこからよく立て直してくれました。根性があります」

5着 ワンカラット(藤岡佑騎手)
「4コーナーで一瞬手応えが悪くなりました。1分7秒台に対応するにはもう一段ギアが必要です。力は出していますし、またチャレンジしたいです」

6着 ジェイケイセラヴィ(江田照騎手)
「頑張っていますが、外枠が堪えました」

7着 グリーンバーディー(デュプレシス騎手)
「コンディションは良かったのですが、直線で行き場を失ってしまいました。最後はいい脚で伸びて来ているだけに、スムースな競馬が出来ていれば結果が変わったかもしれません」

(ファウンズ調教師)
「スタートも良く、狙っていた中団の位置取りも悪くありませんでした。レースビデオを何度も見返すと、直線で馬群から抜け出すことが難しかったようです。ダッシャーゴーゴーが最内を通るルートでうまく伸びたので、内側を通るべきだったと思います。しかし、それが競馬というもので、次走への課題にするしかありません。位置取りが勝敗を分けたレースだったと思います。同じ香港から参戦したウルトラファンタジーの関係者に“おめでとう”と言いたいです」

9着 マルカフェニックス(松岡騎手)
「掛かった分、終いは伸び切れませんでした。1200mでは中々自分のペースでレースが出来ません」

10着 ビービーガルダン(安藤勝騎手)
「状態は良くなっていました。内枠で包まれてしまい、自分のレースが出来ませんでした」

11着 サンダルフォン(酒井騎手)
「ロスを覚悟で外に出すつもりでした。イメージした通りの競馬は出来ました。一瞬伸びましたが、坂で止まってしまいました」


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