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3日(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズステークスに出走を予定しているキンシャサノキセキについて橋本篤典調教助手のコメントは以下の通り。

「阪神競馬場に移動した金曜の夜に厩務員さんが異常に気づき、セントウルステークスの出走を取り消しました。しかし、疝痛の症状としては軽く、土曜の午後には症状も良くなって日曜には美浦に戻りました。2日後の火曜にはキャンターをすることが出来たように程度としてはかなり軽いものだったようです。

 セントウルステークスを使って状態がグッと上がればいいと思いましたが、逆に59キロを背負って厳しい競馬をして本番までに疲れが抜けるかどうかという心配もありました。ですから、その心配がない分調整はしやすかったと言えます。

 アクシデントがあったとはいえセントウルステークスの段階で9割ほど体はできていましたから、それを維持していくという考えで、今朝の追い切りはポリトラックでの単走でした。私が乗りましたが、半マイルから行って、3ハロンからペースを上げて最後まで馬なりというものでした。馬がかなりやる気になっていて、馬の気持ちを重視した良い調教が出来たと思っています。

 昨年のスプリンターズステークスも高松宮記念以来のレースでしたが、当時は馬のリズムや気持ちがかみ合わないままレースを迎えた感じでした。今年は夏に休みをとってリフレッシュして元気いっぱいでこちらに戻ってきました。

 今回はさすがにここ数戦よりも強いメンバーが揃ったという気がします。特にグリーンバーディーはセントウルステークスで負けましたが、59キロを背負いながらすごく強い競馬をしたと思っていますので意識しますね。」


(取材:小林雅巳)


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