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凱旋門賞の前哨戦を来週に控えて日本からの遠征馬2頭の調教のペースが上がっている。今週月曜には二ノ宮調教師が蛯名騎手を伴って渡仏。現地で蛯名騎手が騎乗して感触を確かめてきたようだ。

 驚くのはその2人の旅程。蛯名騎手は30日月曜昼の飛行機で日本を発ち、調教後に昼過ぎの飛行機に乗って水曜の朝に帰国という弾丸ツアー並の強行日程。二ノ宮調教師は蛯名騎手と共に月曜昼に出発し現地で1泊し馬の状態を確かめて昼過ぎの飛行機で木曜の朝に帰国。時差呆けになる暇もない日程だ。二ノ宮調教師はこの間現地で日本(美浦)からの調教情報をチェックし馬主への報告をしていたという。

 二ノ宮調教師は先々週も21日土曜に新潟、そこから飛行機で飛んで日曜は札幌。戻って月曜からフランスへ飛んでまた戻って来て土曜は新潟日帰りだったそうだから、ここ2週間は走りっぱなしだったことになる。

 今週日曜日には58歳の誕生日を迎える二ノ宮調教師。美浦トレーニングセンターで見かけても速足で歩いているか自転車で走っている姿しか見たことがないような気がする。いつも走りっぱなしなのだ。一流の厩舎人は並みの体力では務まらないのだと改めて思う。


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