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朝4時半に南馬場のスタンドに着いて温度計を見たら27度だった。薄いモヤが下りて来ていて湿気が凄い。

 そんな中、荷物を置いて録音機材だけ持って北馬場へ。5時5分前に馬場が開いて朝一番の調教馬が入場。馬場内の狭い馬場(角馬場)で入念に身体をほぐしたビッグバンは橋本広喜調教助手を背に同じ厩舎のタマモウィナーと共に一番外のCコース(ダート)に入り、タマモを10馬身前後前に行かせてそれを追いかける形。3コーナーで馬体を併せると直線でしぶとく振り切る力強い動きを見せた。

●ビッグバン(橋本広喜調教助手)

~ここ2戦は勝った馬よりいい脚を使ったようないいレースでしたね。
「ここ2回は馬が良くなってましたし、岩田君(騎手)がああいった後ろからの競馬を教えてくれるようになって、(それまでの)直線でやめる競馬ではなく、一緒に競馬をしてゴール前勝負する競馬になってきているのは、次に次にとつながってきているんで、今回も楽しみなんです。(勝ち星まで)もう少しなんでね。馬も頑張ってくれてるんで、今回も頑張ってくれると思います」

~2歳の地方在籍時から期待されていた馬だったそうですが、その素質がかなり開花してきましたか。
「とてもいい馬をオーナーに入れて頂いて感謝しているんですけれども、その馬を期待に応えられるようにしていくのが大事なので、今はやっとここまで来たので何とか結果を出さないといけないので頑張ってますけど」

~そろそろ結果が出したいところですか。
「今回は2頭出しですけど、正攻法で行くプレシャスジェムズ、後方から待機して行くビッグバンで、強い馬たちをどう翻弄していくかが楽しみです」

~今朝(の調教)はいつものパートナーのタマモウィナーの10馬身ぐらい後ろから行きましたか。
「下手くそでしたね(笑)。そんな(離れる)つもりはなかったんですが、一応タマモウィナーのペースが(200メートルを)15-15(秒)のペースだったんですが、ビッグバンに負荷を掛ける調教ということで、いい調教にはなったとは思いますけどね」

~(調教での)最後の直線でしぶとく抜きましたね。
「そこがこの馬のいいところですね。岩田君がいつも言っていることですけどね。正直言いまして、このレースに目標を置いてきてましたんで、状態面でも追い切りでも今までで一番いいと思います。応援しているファンの皆さんの期待に応えたいですけどね。スタッフも頑張ってきたのでその期待にも応えたいですね」

~現時点で一番いいところはどこでしょうか?
「走る馬というのはヤンチャ坊主なんですけど、この馬はヤンチャ坊主なんですけどトレーニングでは真剣に真面目に走る馬なんで、そのへんはほめてやれるんじゃないかと思います」


(取材:佐藤泉)


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