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東京11Rの第60回安田記念(GI、3歳上、芝1600m)は8番人気ショウワモダン(後藤浩輝騎手)が中団追走から直線の追い比べを制して優勝。勝ちタイムは1分31秒7(良)。1/2馬身差2着に後方から追い上げた6番人気スーパーホーネット、さらにアタマ差で3着に内から脚を伸ばした5番人気スマイルジャックが入った。1番人気リーチザクラウンは好位追走も直線伸び切れず14着に惨敗。

ショウワモダンは美浦・杉浦宏昭厩舎の6歳牡馬で、父エアジハード、母ユメシバイ(母の父トニービン)。通算成績は39戦10勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ショウワモダン(後藤騎手)
「初めて安田記念を勝った時を思い出しました。状態が良かったし、枠順も良かったです。天気が良すぎることだけが心配でした。前回もいい走りをしていたので狙っていました。馬も疲れが取れて調教も良かったので自信を持って乗りました。思い描いたレースで、直線も抜群の手応えでしたが、先週のダービーを思い出して、もう少し我慢、我慢とギリギリで追い出しました。まだまだこれからの馬ですからこれからも応援よろしくお願いします」

2着 スーパーホーネット(藤岡佑騎手)
「気合を前面に出していて、自信を持って乗りました。いい位置につけられましたし、外に出したら抜群の手応えでした。でも並んでからが遠かったですね」

3着 スマイルジャック(三浦騎手)
「この馬の競馬をさせることが出来ました。でもまだまだ注文はありますし、それが今回の着差だと思います。今日はペースも流れて折り合いもつきました。直線も内からスルスルと抜けて行って一瞬“オッ”と思ったのですが、その後脚色が一緒になってしまいました」

4着 トライアンフマーチ(内田博騎手)
「外枠でしたが、馬なりで脚をタメながら前々でレースを進めることが出来ました。ただ、直線を向いてからは何となく伸びるという感じでした」

6着 ファリダット(蛯名騎手)
「馬群の中に入りたかったけどゴチャついていましたから。それでも外へは出さず、相当我慢して追い出しました。手応えは良かったのですが、交わせそうで交わせませんでした」

9着 フェローシップ(パートン騎手)
「レースの前から馬がかなり神経質だったことに加え、スタートが良すぎて馬が興奮してしまった。最後の直線もこの馬なりに伸びてはいましたが、前半でエネルギーを使ってしまった」

11着 ビューティーフラッシュ(コーツィー騎手)
「香港でのレースとは違い、コーナーリングがうまくなかった。また、直線での伸びもいま一つだった」

13着 サンカルロ(吉田豊騎手)
「速い馬場がどうかと思いましたが、よく頑張っています。休み明け、一頓挫あり、前走よりはいいなと思ったけど、走っている頃と比べるとまだ戻っていません」

14着 リーチザクラウン(安藤勝騎手)
「スタートはマズマズ。3番手の内くらいで競馬をしたかったが、5番手の内になってしまいました。今まで馬込みで競馬をしていなくて、他馬に神経を使ってしまいました。流れにはついて行けたが、本質的には2000mくらいが合っているのだと思います」


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