6日(日)に東京競馬場で行われる第60回安田記念(GI)に出走予定の香港勢3頭の、東京競馬場での今日の調教状況と関係者のコメントは以下の通り。
●サイトウィナー(セン7歳)
<調教状況>
馬場入りはせず、国際厩舎内の曳き運動だけを行った。
<ジョン・サイズ調教師のコメント>
「昨日午後の曳き運動で左前肢に違和感が見られました。蹄叉を少し傷めているようでしたので、蹄鉄を打ち直してもらったところ、今は歩様も良くなりホッとしています。今日はこのまま様子を見ることにします。
レースには出走する方向で調整していきますが、この後の追い切りについては、特に必要だとは思っていません」
●ビューティーフラッシュ号 (セン5歳)
<調教状況>
チュン・ホン・ツェ調教助手が騎乗して芝コースで速歩1/2周→キャンター→直線追い切り
<アンソニー・クルーズ調教師のコメント>
「馬の調子は大変良く、輸送の影響も全く見られません。カイ食いもよく、馬体重が減らなかったことに驚いています。今日の追い切りではリラックスしていたので、調整はうまくいっていると思います。
東京コースは時計が速く、タフなレースを予想していますが、ビューティーフラッシュにはこの条件はとても向いていると思います。まだ5歳ですが、これからますます成長する馬だと確信しています。
本番では、前の方でレースを進めることになりそうです」
●フェローシップ号 (セン8歳)
<調教状況>
ハウ・ライ・シュエン調教助手が騎乗して芝コースで速歩1/2周→キャンター→直線追い切り
<ポール・オサリバン調教師のコメント>
「輸送後落ち着くまで2,3日かかりましたが、カイ食いもよく、レースまでの残り2日間で万全になるでしょう。香港から続けてきた調整も順調で、今日の調教後の状態も良好です。
左回りのコースは、過去日本で走らせた馬もそうであったように、うまくこなしてくれると信じています。馬体重減については心配していません。
こういった大きなレースに挑戦するには、ピーク時である今がベストだと思い参戦しました。枠順は、距離のロスが少ない内枠が希望です」
(JRA発表による)
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