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TCK特別区競馬組合は今日、ダートグレード競走への出走資格に関する事項を一部変更すると発表した。適用は帝王賞(JpnI)からとなる。

 TCKではこれまで、「休養期間(最終出走から起算して当該開催の前日まで)が1年以上の馬」はダートグレード競走への出走資格を与えていなかった。
 しかし、この規定に「平成 年度第 回大井競馬に出走申込をし、総合調教試験を受験し合格した馬、またはJRAにおける発走調教審査を受験し合格した馬については、この限りではない」という文面を加えることになった。

 理由としては、「所属場(主催者)が施行できる競走に出走できる資格を有する馬が、ダートグレード競走に出走できないことは、その世代の有力馬が競い合うというダートグレード競走の本旨に適うものではなく、また、JRAと地方競馬が極力近い条件を設定することが適当である」、また「近年の競走馬に対する医療技術並びに故障馬に対する調教技術は飛躍的に進歩しており、1年以上の休養馬による活躍も珍しくない」という2つを挙げている。

<塚田修開催執務委員長のコメント>
 東京シティ競馬では、「強い馬、レベルの高い馬」によるクオリティの高いレースを提供することが、競馬ファンに対する使命であると認識しています。「休養期間が1年以上」の馬が、欠格事項に該当することについては、かねてから懸案としていた事項でありましたが、この度、関係機関とも調整を図った結果、見直しに踏み切りました。
 なお、この変更は帝王賞から適用し、今後、大井競馬で実施されるダートグレード競走についても、同様の規定となります。
 今後とも、東京シティ競馬をご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

(TCKリリースによる)

※これにより、昨年のかしわ記念以来1年以上休養しているカネヒキリは、JRAのゲート試験に合格すれば、帝王賞への出走が可能となる。


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