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東京10Rの日本ダービー(3歳GI・芝2400m)は、7番人気エイシンフラッシュ(内田博幸騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分26秒9。クビ差の2着に5番人気ローズキングダムが、1馬身3/4差の3着に1番人気ヴィクトワールピサがそれぞれ入線。

エイシンフラッシュは栗東・藤原英昭厩舎の3歳牡馬で、父King's Best、母ムーンレディ(母の父Platini)。通算成績は7戦4勝となった。

レース後のコメント
1着 エイシンフラッシュ 内田博幸騎手
「ダービージョッキーになった実感はまだありません。勝ってるんですけど実感ありません。今年はいろんなことがありましたし、体が思うように動かず、結果を出せなかったが、今日はいい結果を出せました。皆さんの期待に応えられてよかったです。馬もいいデキでしたし、仕上げてくれた先生はじめスタッフに感謝したいです。ペースも遅かったが、中途半端に動いてもと思っていました。前に強い馬もいたので直線は前が開くと思った。それで届かなければ仕方ないと思いました。ゴールは離れていましたが、ゴール板に入ったときは勝ったと思いましたね。日本ダービーを目標に中央入りしましたが、こういう形で勝てるとは思いませんでした。『やった!』という感じです。またダービーを2度、3度と勝てるように頑張っていきます」

2着 ローズキングダム 後藤浩輝騎手
「言葉になりませんね……。勝てませんでしたが、中間はあんなことがあったのにこれだけのパフォーマンスを見せてくれて、素晴らしい馬です。躍動感のある走りで、最後抜けたときに『これでもう差されることはない』と思ったのですが、勝った馬がすごい脚で……。仕方ないですね」

橋口弘次郎調教師のコメント
「ジョッキーが最高にうまく乗ってくれました。切れ味勝負は強いですね。これで負けたのなら、相手をほめるだけです。いい競馬でした」

3着 ヴィクトワールピサ 岩田康誠騎手
「返し馬もよく、ゲートも出てくれて、皐月賞のときよりも好位置を取れました。自分でもあそこがベストポジションだと思いました。ただ、ペースが遅く、向正面から3コーナーで馬に力みが見られました。最後の直線、抜け出すタイミングもよく、前も開いたのですが弾けませんでした。道中の力みが影響していたのかもしれませんが、これが日本ダービーの難しさなのでしょうか。ダービーはすべてが噛み合わないと1着でゴールインできないのですね……」

5着 ルーラーシップ 四位洋文騎手
「ゲートも落ち着いてポンと出てくれました。前半はインでも3コーナーあたりから外に出して、ストライドの大きさを生かした競馬をしたかったのですが、ゴール前でひと伸びしてくれました。できれば5、6枠が欲しかったのですが、ゴール前の脚を見ると上位を狙える馬だと思います」

6着 ペルーサ 横山典弘騎手
「弱点といえば、ゲートが弱点だと思っていましたが、まだ幼いところのある馬ですから。馬の雰囲気はよかったのですが」

7着 トゥザグローリー 戸崎圭太騎手
「返し馬が柔らかくて、力のある馬だなと思いました。外枠だったので内を見ながら出たなりの競馬をしましたが、あんなに前で競馬ができるとは思いませんでした。道中は少しハミを噛んでいましたが、乗りやすい馬でしたよ」

9着 ヒルノダムール 昆貢調教師
「こんなに遅いペースになるとは。もう少し流れてくれればよかったのですが、極端すぎましたね。競馬は生き物だということでしょう。能力の通用しない馬ではないので、また秋に備えたいと思っています」

12着 リルダヴァル 福永祐一騎手
「頑張っていました。道中は折り合いに専念したのですが、上がりの競馬になってしまいました」

15着 トーセンアレス 江田照男騎手
「スタートして出して行ったんですが、馬が出て行きませんでした。しかもこんな遅いペースのダービーになるとは意外でした。本当は早めの競馬をしたかったのですが、瞬発力勝負になってしまいました」


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