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稍重馬場の浦和競馬場で行われたダートグレード競走=第14回さきたま杯(JpnIII・1400m・1着賞金3000万円)は、向正面から3コーナーで先に仕掛けたスーニと、追ったスマートファルコン(岩田康誠騎乗)の2頭が4コーナーで後続を離して一騎打ちとなったが、直線でスマートファルコンが振り切って最後は4馬身差をつける快勝でさきたま杯連覇を達成した(勝ちタイム1分26秒2)。
 スーニは直線で追い上げたノースダンデーを何とか抑えて2着を確保、アタマ差の3着に7番人気ノースダンデー(船橋)が追い込んだ。後方から伸びた11番人気トウホクビジン(笠松)が4着、サプライズゲスト(船橋)が5着に入っている。

 勝ったスマートファルコンは父ゴールドアリュール、母ケイシュウハーブ(その父ミシシッピアン)という血統の5歳牡馬で、JRA栗東・小崎憲調教師の管理馬。昨年の浦和記念(JpnII)7着のあとの休養から復帰後2連勝で通算成績は22戦14勝、重賞はこれが10勝目。

<レース後の関係者のコメント>
1着 スマートファルコン
(岩田康誠騎手)
「この馬の強さは分かっていましたから、どんな競馬でも出来ると自信を持って乗れました。スーニに並びかけられた時に、浦和の3~4コーナーで、自分自身がバランスを崩さなければ引き離せると思っていました」

(小崎憲調教師)
「今日も強かったと思います。ただ、浦和に来るといつも大きく馬体重が減ってしまうので、この後のことはダメージの回復具合を見て決めます。メンバー次第では、そろそろ帝王賞へ行ってもいいと思っています」

2着 スーニ (川田将雅騎手)
「前回は仕掛けを待ってやられてしまったので、今日は一か八か先に動いて行きました。相手が強かったです。今度は同じ斤量で、この馬のほうが外枠を引いてやってみたいと思います」

3着 ノースダンデー (左海誠二騎手)
「3コーナーがもう少しスムーズな流れだったら、2着は確実だったと思います」

4着 トウホクビジン (本橋孝太騎手)
「道中楽に行けましたし、最後は凄い伸びでした」

7着 トーセンブライト (北村宏司騎手)
「1コーナーまでにもう少し前につけたかったのですが、それが出来なかった分もありますね」

9着 メイショウバトラー (福永祐一騎手)
「太め感はありませんでした。今日使って、これで次は動けると思います」

(取材:中野雷太)


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