7日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞トライアル=第47回・弥生賞(GII・芝2000m)に出走を予定しているコスモヘレノスについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●コスモヘレノスについて菊川調教師
「デビュー当初はもたつく様な競馬をしていましたし、ソエを気にしていたので、放牧に出しました。それが良い結果となって、すぐに未勝利戦を勝ちました。プラス20kgと増えていたので少し太いのかと思いましたが、成長分でしたね。以前よりもだいぶ大人の体つきになってきました。
年明けに寒竹賞を勝った後、共同通信杯を目標にしていましたが、熱発してしまい、ビッグレッドファームに放牧に出しました。
その放牧先で3本、時計を出して、2月16日に美浦に戻ってきました。そこから今日の追い切りを含めて3本追い切って、万全の状態でレースに臨めそうです。
この2ヶ月で、更に体高が伸びていますし、完成しつつある様です。
この血統には縁があって、兄弟も担当していましたが、上は競馬に集中できないところがありました。この馬は父がグラスワンダーに代わって、非常に素直で、レースで力を出せるところが良いですね。
道悪は走ったことが無いので何ともいえませんが、爪の形からも、こなせると思います。
今年の3歳馬は関東馬も対等に戦っています。その勢いを増すためにも権利を取って、本番に向かいたいですね」
(取材:舩山陽司)
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