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川崎競馬場で行われた2010年最初のGI(JpnI)競走・第59回川崎記念(JpnI・2100m・1着賞金6000万円・11頭)は、逃げた3番人気フリオーソを2番手で終始マークしていた1番人気ヴァーミリアン(武豊騎乗)が粘るフリオーソをゴール前でクビ差捉え、自身の記録をさらに塗り替える史上最多のGI(JpnI)9勝目を挙げた。勝ちタイム2分12秒7は、2004年のこのレースでエスプリシーズがマークした従来のレコードをコンマ1秒上回るものだった。
 フリオーソは昨年に続きゴール寸前でかわされて2着、1馬身半離れた3着が4番人気テスタマッタで、4着には2番人気ゴールデンチケット、5着にはマイネルアワグラスが入っている。

 勝ったヴァーミリアンは父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ(その父サンデーサイレンス)という血統の8歳牡馬で、JRA栗東・石坂正調教師の管理馬。通算成績は30戦15勝(うち地方12戦10勝)、この勝利でGI(JpnI)は9勝目、歴代単独トップとなる7年連続重賞勝利も達成している。

※6年連続重賞勝利を達成したのは、ドウカンヤシマ(1982~1987年)とヴァーミリアンの2頭。


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