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中山11Rのフェアリーステークス(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は、11番人気コスモネモシン(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒8。クビ差の2着に2番人気アプリコットフィズが、1馬身1/4差の3着に1番人気テイラーバートンがそれぞれ入線。

コスモネモシンは美浦・清水英克厩舎の3歳牝馬で、父ゼンノロブロイ、母デュプレ(母の父Singspiel)。通算成績は5戦2勝となった。

レース後のコメント
1着 コスモネモシン 石橋脩騎手
「3走前に乗ったとき、いい脚を使う印象でしたから、うまく乗れば結果が出せると思っていました。スタートも上手で、いい位置でジッとしていられましたね。追ってからの反応もよく、前をとらえてくれました」

清水英克調教師のコメント
「2回ほどレースを使った後、洗い場で見たりすると体つきが変わってきて、ゴツくなってきました。前々走も落ちるかなと思うようなシーンがあって、そこから追い込んできてますから、すごい能力だなと思いました。普段から気性が強く、人や馬を寄せつけないようなところがありますが、こんな牝馬は今まで見たことがありません。レースも上手いんですが、ギアの入れ方の上手い馬ですね。レースを使ってもカイ食いは落ちません。いずれにしても桜花賞を当面の目標に考えています。距離が延びてもいけそうですね」

2着 アプリコットフィズ 田中勝春騎手
「残念ですね。いい位置にいすぎたかなぁ……」

小島太調教師のコメント
「あれだけ離されると、どうしても行かざるを得ませんよね。ちょっとハミを噛んでしまった分、踏ん張れませんでしたね。結局、目標にされてしまって、残念ですね。血統からいっても能力からいっても、相当なものですから。この後はフラワーCか、桜花賞に直行するか、オーナーと相談します」

3着 テイラーバートン 四位洋文騎手
「ゲート入りでは少しナーバスになっていました。スタートはそれなりで、いい感じで行けましたが、道中は少しかかりましたね。そのあたりで我慢できるようになれば、いい脚が使えると思います。大外枠のこの競馬はいい経験になったと思いますよ。力があることはわかりました」

4着 メジロオードリー 吉田豊騎手
「いい枠でしたが、前に行こうとする馬がいて、結局は思ったよりも後ろからになりました。一度使って、道中少し行きたがるところがありましたが、上手く外に出せました。まだこれからですね」

大久保洋吉調教師のコメント
「もう少し前で競馬したかったんですが、内枠でしたし、レースも2回目だったので、かかるかもしれないので仕方ないですね。体も増えてきていますし、今日もいいところを見せてくれています。気の強さも相当で、一度レースを使ってから稽古も気合が出てきました。まあ、見通しはつきましたね」

5着 トーセンフリージア 田辺裕信騎手
「未勝利戦を勝ったときの手応えを信じて、今日は乗りました。1600mだとテンのスピードで置かれることになり、いい位置がとれません。でも、今日は得意な距離ではないのにこれだけやれました。収穫ありましたね」


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