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京都11Rの第44回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII、3歳、芝1600m)は4番人気ガルボ(池添謙一騎手)が好位追走から直線抜け出し、逃げた9番人気シャインに3馬身差をつけて勝利を飾った。勝ちタイム1分34秒3(良)は2006年のコンゴウキリシマのタイムをコンマ1秒更新するレースレコード。シャインから1馬身1/4差で3着に10番人気セレスロンディーが入った。1番人気ピサノユリシーズは11着。

ガルボは美浦・清水英克厩舎の3歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母ヤマトダマシイ(母の父ジェネラス)。通算成績は6戦2勝となった。
マンハッタンカフェ産駒のシンザン記念制覇は昨年のアントニオバローズに続いて2年連続2回目。
美浦所属馬のシンザン記念優勝はレース史上初。清水調教師は重賞挑戦13回目で初勝利。

騎乗していた池添謙一騎手は昨年末の有馬記念に続く重賞勝ちで、通算重賞34勝(11年連続)。

~レース後のコメント~
1着 ガルボ(池添騎手)
「前回乗った(吉田)隼人にこの馬の癖を聞いていましたし、前回もスムースならもっとやれていたんじゃないかとレースを見て思っていました。内枠だし、スムースに走らせてあげればいい末脚を使ってくれると思いましたし、うまく行きましたね。まだトモがパンとしてないので、これからもっと良くなって来るでしょう」

2着 シャイン(和田騎手)
「今日はイレ込みもマシで、落ち着いていました。自分のリズムで行けました。センスがあるし、将来性も感じます」

3着 セレスロンディー(浜中騎手)
「初めて乗りましたが、内枠で脚をためていい脚を使ってくれましたね。マイルも大丈夫です」

5着 カネトシディオス(藤田騎手)
「モタれてしまい、300mくらい追えませんでした。それでここまで来ているのですから能力を再確認出来ました」

6着 エスカーダ(秋山騎手)
「返し馬で背中がいいなと思ったんです。距離は大丈夫ですし、力をつければもっとやれるでしょう」

7着 エーシンホワイティ(安藤勝騎手)
「ゲートを出たのですが、このところ後ろから行く競馬が続いたからか、行こうとしませんでした。頭のいい馬ですからね。そして出して行ったらカーッとなってしまいました。リズム良く走らせてあげられませんでした」

10着 キョウエイアシュラ(矢作調教師)
「あれだけビシビシやっても馬体が減らなかったし、いい雰囲気だったんですよ。今日も何の不利もなかったのにこの結果では…。馬に原因があるとしか思えません。この後は一息入れて立て直します」

11着 ピサノユリシーズ(四位騎手)
「ゲートを“ぼわん”と出ると聞いてはいました。確かにスタートは良くありませんでしたが、ジワーッと上がっていい位置につけられました。素質はありますが、まだ3回目の競馬ですからね」

12着 タガノパルムドール(藤岡康騎手)
「道中の雰囲気は前回より良かったです。追ってからもジリジリ伸びてますが、能力的にはもっと弾けていい馬なんですけどね」

13着 メイショウカンパク(武豊騎手)
「全然走りませんでしたね。距離云々ではなく、気持ちの問題ですね」


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