【東京2歳優駿牝馬】(南関東・大井)~プリマビスティー差し切って2歳女王 [News]
2009/12/31(木) 18:44


 晴、良馬場の大井競馬場で行われた今年最後の重賞・第33回東京2歳優駿牝馬(SI・1600m・1着賞金2000万円)は、3番人気のプリマビスティー(左海誠二騎乗)が1分43秒4のタイムで勝ち、南関東2歳女王の座についた。

 スパンキーラビットがハナを奪い、ナリショーシーズン、ロゼワイン、1番人気のオノユウが先行集団を形成して追走。2番人気のレギュラーサヤカ、ローレル賞馬キョウエイトリガーは中団で控える展開。直線ではオノユウが先に抜け出しを図ったが、離れた外から伸びて来たプリマビスティーが直線半ばで豪快に捉えて突き放し、最後は3馬身半差をつけて勝った。オノユウは2着、2頭で並ぶように追い込んだ4番人気キョウエイトリガーが3着、クビ差4着が11番人気レッカ、レギュラーサヤカは5着だった。

 勝ったプリマビスティーは父プリサイスエンド、母ロングプリマ(その父ロイヤルスキー)という血統で、船橋・岡林光浩調教師の管理馬。ホッカイドウ競馬でデビューして3勝を挙げ、エーデルワイス賞でもオノユウから0秒5差3着に入った。南関東転入後は今月6日のJRA2歳500万(中山・ダート1200m)に出走し、後方から追い込んで5着と健闘していた。通算成績は10戦4勝で重賞は初制覇。

<レース後の関係者のコメント>
1着 プリマビスティー
(左海誠二騎手)
「位置取りにはそんなにこだわっていなかったので、流れが速いと感じて中団につけていました。理想的な競馬が出来ましたね。あとはどれだけ前に届くかと思いましたが、直線に向いた時には勝ち切れると思いました。(年間100勝も達成できて)いい1年でしたね」

(岡林光浩調教師)
「前回の中山のような脚を見せてくれて、惚れ惚れするような走りでしたね。このレースを使うことの一環で前回のレースも使っていたので、調整も狂い無く出来ました。もともと細い馬なので1キロでも増えていてくれたらと思ったのですが、5キロ増えていてふっくらとしていて、良い感じでした。もともと道営で使っているときから芝を視野に入れていたので、出来れば今後は芝を使って行きたいと考えています。
 道営で一生懸命育てて頂いた成果が出ました。本当にありがとうございますと言いたいです。来年の春はもっといい競馬が出来ると思いますので、応援よろしくお願いします」

2着 オノユウ (今野忠成騎手)
「手応えは良かったです。もう少し我慢してもよかったんですが、町田君の馬(レギュラーサヤカ)が手応え良かったですし、展開もちょっと厳しかったですからね。でも先行しなければダメという馬ではないですし、距離も大丈夫です。まだまだ伸びしろはあります」

3着 キョウエイトリガー (柏木健宏騎手)
「砂を被ったときに嫌がってバランスを崩したのが、多少影響したかもしれません。3~4コーナーで外から来られたときにはダメかとも思ったのですが、よく頑張ってくれました」

4着 レッカ (真島大輔騎手)
「使い込んでいて、ちょっと疲れがあったようです。でも、それでここまでやってくれましたし、来年が楽しみですよ」

(取材:大関隼)