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中山10Rの第54回有馬記念(GI、芝2500m)は、出遅れて後方から競馬となった2番人気ドリームジャーニー(池添謙一騎手)が直線先に抜けたブエナビスタを追い比べの末競り落とし、宝塚記念に続く春秋グランプリ制覇を達成した。勝ちタイムは2分30秒0(良)。半馬身差2着に1番人気ブエナビスタ、さらに4馬身差で3着に11番人気エアシェイディが入った。

ドリームジャーニーは栗東・池江泰寿厩舎の5歳牡馬で、父ステイゴールド、母オリエンタルアート(母の父メジロマックイーン)。通算成績は24戦9勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ドリームジャーニー(池添騎手)
「レース展開によって乗り方を変えようと思っていたんですが、いい流れになってくれました。掛かる馬ですから折り合いだけ気をつけて我慢していましたが、道中手応えが良くて、これまで何度も乗っていますから直線は絶対に伸びると信じていました。4コーナーで、ブエナビスタなどがいたんですが、他の馬と勢いが違いました。宝塚記念を勝った後、有馬記念も絶対に勝つんだと自分にプレッシャーを与えながら来ました。本当に皆さんのお陰です」

2着 ブエナビスタ(横山典騎手)
「よくやりました。自分の競馬は出来たと思います。頑張っていますよ。やはり牡馬は強いですね」

3着 エアシェイディ(伊藤正調教師)
「スタンド前でも流れが速く、1コーナーで巻き込まれず控えたのが良かったですね。この馬にしては初めて全力を出し切ってレースをしました。褒めてやれると思います。これで来年も走れますし、大事にしてきたので体も若いですよ。9歳でGIを取りたいですね」

4着 フォゲッタブル(ルメール騎手)
「前めの位置取りを考えていたんですが、スタート直後スピードがつかず、思ったより後ろになってしまいました。でもマツリダゴッホにリードしてもらって道中うまく進めました。直線も伸びているんですが、直線半ばで止まりました。4歳、5歳で大きなレースを取れる可能性がありますね」

5着 マイネルキッツ(三浦騎手)
「いい位置を取りに行きました。外から来られたんですが、負けずに好位をキープしました。いいレースをしてくれましたが、もっと距離が延びた方が合っていますね。でもこの舞台でよく頑張っていますよ」

7着 マツリダゴッホ(国枝調教師)
「まぁ、自分の競馬は出来たと思うんです。この馬はゴールまでの決まった距離でスパートするんですが、向正面で外に張られているんですよ。それで微妙にタイミングがズレたんでしょうかね」

13着 リーチザクラウン(武豊騎手)
「1周だけなら勝っていたんですけどね(笑)。自分の形と言えばそうなんですが、ちょっと一生懸命走り過ぎますね。スタートまで落ち着いていたんですが、レースになった途端に変わってしまいました」


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