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阪神11Rの第10回ジャパンカップダート(GI、ダート1800m)は先手を奪った1番人気エスポワールシチー(佐藤哲三騎手)が直線後続を突き放して圧勝、GI・3連勝を飾った。勝ちタイムは1分49秒9(良)。3馬身半差2着に5番人気シルクメビウス、さらに1馬身1/4差で3着に12番人気ゴールデンチケットが入った。2番人気ヴァーミリアンは8着。

エスポワールシチーは栗東・安達昭夫厩舎の4歳牡馬で、父ゴールドアリュール、母エミネントシチー(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は17戦9勝となった。

~レース後のコメント~
1着 エスポワールシチー(佐藤哲騎手)
「調教から手応えはあったし、1番枠は少し不安ではあったんですが、よく頑張ってくれました。1コーナーでティズウェイも前に来たんですが、2番手でもいいというティズウェイ陣営のコメントを読んでいたので、引っ張らずに行かせました。今まで付きっ切りでやってきて、折り合いもつくようになって、より進化してくれました。ここを目標にやってきたので涙が出るくらい嬉しいですね。陣営にはこの馬で海外へ、という夢もあります。そのためにはこういう形で勝たないと、と思っていましたし、いい結果が出せて本当に嬉しいです」

2着 シルクメビウス(田中博騎手)
「落ち着いていたし、頑張ってくれました。内に潜り込もうかとも思ったんですが、わざわざ行ってまでと思ったのでスーニの後ろでジッとしていました。直線まで手応え十分でしたし、追い出しも我慢出来ましたが、勝った馬には完全に抜け出されてしまいましたからね。でもこの馬はこれからもっと強くなる馬ですよ」

4着 サクセスブロッケン(内田博騎手)
「馬は良くなっているけど春と比べるとまだ…。時期的な面もあるんでしょうか。あの馬が逃げるならその後ろでと思っていたし、その通りに行けましたが、これだけ差をつけられたら完敗としか言えないでしょう。あの馬(エスポワールシチー)は本当に強いですよ。これからのダート界を背負って立つ馬です」

5着 アドマイヤスバル(勝浦騎手)
「しぶとくもうひと伸びしてくれて本当に力をつけています。このメンバーでこれだけやれてこの後が楽しみです」

6着 ワンダーアキュート(和田騎手)
「自分の競馬は出来たし、手応え十分で4コーナーまでは行けると思ったんですけどね。外を回らされた分もありますから」

8着 ヴァーミリアン(武豊騎手)
「残念です。レース自体は問題もなかったし、何でしょうか? 状態も良さそうだったんですが…」

(石坂調教師)
「完敗でした。何も言えませんし、何ででしょうか…」

9着 マコトスパルビエロ(安藤勝騎手)
「ゲートは出るけど速い脚がないからね。仕掛けて行って踏ん張ろうと思っていました。終いもそんなに止まってないですよ」

12着 ティズウェイ(マラージ騎手)
「ハナを切りたかったのですが、勝ち馬よりも先に行くスピードがなく、ハナを譲りました。向正面では気分良く走っていましたが、GIレースを勝つまでの能力がこの馬にはまだ備わっていませんでした」

13着 ラヴェリータ(岩田騎手)
「グッと来る手応えがありませんでした。以前より砂を被ることには慣れてきました」

15着 ワンダースピード(小牧騎手)
「スタート良く、絶好の位置。完璧に乗れましたけど、直線に向いて伸びませんでした。ちょっと残念です」


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