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東京10Rのジャパンカップ(3歳以上GI・芝2400m)は、1番人気ウオッカ(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分22秒4。ハナ差の2着に2番人気オウケンブルースリが、1馬身半差の3着に6番人気レッドディザイアがそれぞれ入線。

ウオッカは栗東・角居勝彦厩舎の5歳牝馬で、父タニノギムレット、母タニノシスター(母の父ルション)。通算成績は25戦10勝となった。

レース後のコメント
1着 ウオッカ C.ルメール騎手
「ゴールに入った瞬間、勝った気もしましたが、内田さんの馬が速かったのでわかりませんでした。多少、行きたがるところはありましたが、いいペースでしたし、うまくリズムに乗れて、力をタメることができました。直線が長いので我慢して追い出したんですが、よく耐えてくれました。この馬にとって距離が微妙でしたし、オウケンブルースリも強いので心配でしたが、よく勝ってくれました。この馬に乗れてよかった。素晴らしい馬です。ファンにも感謝します」

2着 オウケンブルースリ 内田博幸騎手
「4コーナーで馬に前へ入られてしまい、結果それが響きました。まあ、そういうことも想定の中にはありましたし、外に出せば届くだろうと思っていました。あそこでうまく導いてやれていればよかったですね」

音無秀孝調教師のコメント
「負けたら何を言ってもしょうがないですね。2着はいらないんです。位置取りはああなってしまうんでしょうが、4コーナー手前でいったん下げて回したのが痛かったですね。勝負だから仕方ないんですが、コスモバルクの内に突っ込んで欲しかったです」

3着 レッドディザイア 四位洋文騎手
「枠も内で、普段通りの競馬ができました。直線でオークスのときのように内が開けばと思っていましたが、そう甘くなかったですね。それでも外にうまく出せましたし、しっかり伸びました。3歳牝馬でこれだけやれるんですから、本当によく頑張っています」

4着 コンデュイット R.ムーア騎手
「スタートも悪く、いつもの反応ではありませんでした。前走から間隔もなく、疲れていたのかもしれません」

5着 エアシェイディ 後藤浩輝騎手
「イメージ通りの競馬ができました。状態もよかったです。外に出すような競馬だと集中力を欠くので、ゴチャつくような競馬をさせたいのですが、それもよかったですね」

7着 ジャストアズウェル J.ルパルー騎手
「3~4コーナー中間で、内と外から寄られて進路が狭くなったが、このような大レースで7着となったことには、満足しています。アメリカ馬3頭のなかでも最先着できたことを誇りに思っています」

8着 マイネルキッツ 国枝栄調教師
「馬自体の調子はよかったんですが、あの位置取りではダメですよ。行けなかったですね。その分、最後に来たとは言えるんですが、勝負という面から言えば、あの位置からでは無理ですね。有馬記念で頑張ります」

9着 リーチザクラウン 武豊騎手
「2番手でもいいと思っていましたが、おさまりがつきませんでした。暴走しているわけではありませんが、もうちょっとですね」

11着 シンティロ G.モッセ騎手
「スタートも問題なく出ることができて、勝ったウオッカを見ながらのレースができました。ペースが上がってその流れについていったけれど、最後の300mぐらいで手応えがなくなってしまいました」

13着 スクリーンヒーロー M.デムーロ騎手
「馬に寄られてしまい、そのときに驚いたのか、そこから置かれてしまいました」

14着 インターパテイション D.コーエン騎手
「できれば、もっと前の方でレースをしたかったが、スピードが足りなかったようです。東京競馬場は素晴らしいコースでした」

17着 マーシュサイド J.カステリャーノ騎手
「残り600mのあたりでブレーキをかけるような感じになりました。その後はスピードが上がらないままでした。理由はわかりません」


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