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「学生でなくなると、コーヒーの美味しさが分かるもんだよ」。確か大学時代、OBの先輩がこんなことを言っていました。当時僕はコーヒーに「苦いもの」程度の認識しか無く、殆ど飲むことも無かったのです。

しかし、どうやらそれは「飲まず嫌い」だったようで、入社後に会社のコーヒーメーカーで仕事の合間に飲み出したら、別に苦いとも思わなくなり、むしろ美味しく頭をスッキリさせてくれる飲み物と思うようになりました。先輩の言った通り、ブラックコーヒーの美味しさが分かるようになったのです。そんな訳で今は、平日の会社でも、土日の競馬場でも、口が寂しくなるとほぼ必ずブラックコーヒーを飲んでいます。

それと同時に、プライベートでも、コーヒーをカフェで飲む機会が増えたのです。しかし、そこで飲むのは決まってカフェモカ、キャラメルマキアート、バニララテなど甘いコーヒーばかり。あまり意識していなかったのですが、いつの間にか「ブラックは仕事中に飲むから、プライベートでは仕事から離れてリフレッシュ出来るように、甘いモノを飲もう!」というルールを自分で作っていたようなのです。さらに家計簿を見直してみると、外出した休日にはほぼ必ずカフェで甘いコーヒーを買った記録が残っていました。まさか、「コーヒーを飲まない日の方が珍しい」なんて生活になるとは…。

これからの時期、競馬中継の合間に身体を温めてくれるブラックコーヒーは実に助かります。しかし、その合間も落ち着いてコーヒーを飲めるほど長くありません。司会進行を担当している時間帯にはいつも飲みかけのコーヒーカップを置いて、部屋を出て寒いゴンドラへ戻っています。カップを持って行けば良いのですが、おっちょこちょいな僕です。こぼす危険が高いし、止めておこうと避けていたのです。

というわけで、そんな悩みを解決すべく、自前のタンブラーを買ってしまいました(税込1575円)。これなら万が一倒しても一気にこぼれる心配もありません。今年は寒い中でも、コーヒーを愉しみつつ仕事が出来そうです。

えっ、ブラックコーヒーが愉しめるくらい大人になったんだから、あとはカフェを一緒に楽しんだり出来るパートナーを見つけるだけだね、って…? 分かってますよ、それは!!


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