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先週の京都競馬場は、土日とも、11月とは思えないほど気温も上がり、穏やかな秋晴れ、絶好の競馬日和となりました。こんな日に、家族で競馬場に行ったらどれほど気持が良いものか……以前書いたかもしれませんが、いつもスタンド最上部にある放送席から場内を眺めている自分にとって、家族で競馬場をフラフラ散策することは、ある種の夢、憧れでした。

実は先週日曜日、その夢が叶いました!

先輩アナ2人に、その日のお昼頃、1時間だけフリータイムを頂けないか?と相談したところ、2人とも快諾して下さり、その夢が叶ったのです。お2人、そして当日京都の現場で働いていたスタッフには大感謝です!!おかげでこれまでに無かった視点で、また競馬を見ることができました。

京都競馬場には、緑の広場という一面芝生の広場があります。ここはギャンブル色が全く無く、中にいると競馬場にいる感じがまるでしない、普通の公園のようなスペース。ここに1歳4か月の我が息子を放ってみたら、初めての芝生の感触に興奮したのか、ハイハイ、そして覚えたてのウォーキングで、草まみれになりながら、縦横無尽に動き回っていました。気温も上がって、素晴らしいお天気でしたから、そんな光景を見ているだけでも、すごく楽しかったですね。これで自分の服装がスーツで無かったら(仕事の合間ですから仕方無いのですが)、一緒に芝生を駆けずり回って遊んでみたいなと思いまいした。おまけにビールを飲んで……なんてできたら、さぞ気持ち良いでしょうね(笑)。

この緑の広場には、滑り台をはじめとする、様々な遊具があります。でもまだまだ小さい、自分で登ったりなんてできないうちの子には、さすがに無理。でも、そんな遊具で遊ぶ、もうちょっと大きい子供たちの楽しそうな姿を見ていると、いずれはうちの子も、という姿が想像できて、なんだか嬉しくなりました。広い芝生の広場、野球をして楽しむ親子の姿も多数見られ、同様な気持ちで眺めていました。

また競馬場では、時間によってポニーに乗ったりもできるようですから、それもいつか、是非トライしたいですね。ちょうどあの日は、東京でジョッキーベイビーズが行われていましたけど、あそこまでのことは無理(当然ですが)でも、ポニーの背に乗った息子の姿、いつか見てみたいと思っています。

売店で買って食べたチキンサンドも、美味しかったな。息子には、パンの部分だけ与えて、といきたかったのですが、併せて買ったポテトフライの美味しさに目覚めてしまったようで、息子はひたすらポテトを求めていました。栄養面を考えると、1歳4か月の子供にどうなのか?と思いましたが、でも、これも思い出の一つと、容認しました。一面に広がる青空の下、美味しいものを食べて喜ぶ息子の笑顔を見られることが、親としては、何よりの喜び。ま、普段はそんな風に甘やかしたりはしませんけど(笑)。

競馬場って、いろんな楽しみ方のできる、素晴らしい娯楽施設だということが、あらためてわかった1日でした。ほんのわずかな時間ではありましたが、素敵な、素晴らしい思い出をくれた競馬場に、感謝の気持ちが湧きました。そして、こんなに素晴らしい場所を、職場にできている自分が、いかに幸せなのかということも、よくわかりました。

あの場にいる全ての人に、居心地の良い空間を作れるよう、微力ながら、これからまた頑張っていきたい。そう決意した次第です。

追伸:もう一つ言うと、4コーナー付近の一般スタンドから見たレースの風景、これもまた新鮮でした。淀の坂を駆け下りて迫ってくる馬たちの姿、目の前で馬を激しく追い出す騎手の姿、ものすごい興奮を覚えました。ですが、同時に懐かしさも感じました。そんな意味でも、非常に有意義な1時間でした!!


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