今年の天皇賞(秋)で初のGI制覇を飾ったカンパニー(牡8歳、栗東・音無秀孝厩舎)が、22日(日)に行われるマイルチャンピオンシップ(GI)出走後に現役を引退することが発表された。
なお、引退後は、北海道勇払郡安平町早来の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。
●音無秀孝調教師のコメント
「2004年にデビューし約6年という長い競走生活ではありましたが、この度天皇賞に優勝することができました。そのことが評価され、種牡馬として社台スタリオンステーションに繋養されることが決まり、引退することになりました。来週のマイルチャンピオンシップが最後のレースとなりますが、ぜひカンパニーを応援してください。そして将来デビューするカンパニーの子供達を楽しみにしてください。皆様のご声援ありがとうございました」
<重賞勝鞍>
2005年 京阪杯(GIII)
2006年 産経大阪杯(GII)
2007年 関屋記念(GIII)
2008年 中山記念(GII)、マイラーズカップ(GII)
2009年 中山記念(GII)、毎日王冠(GII)、天皇賞(秋)(GI)
<通算成績>
34戦11勝 (獲得賞金 8億3554万円)
(JRA発表による)
カンパニーは父ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー(その父ノーザンテースト)という血統。2004年にデビューし、2005年の京阪杯で初重賞制覇を飾った。その後は毎年重賞を制するもののなかなかGIのタイトルに手が届かなかったが、先日の天皇賞(秋)で8歳馬として初のJRA平地GI制覇を飾っていた。
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