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東京11Rの第140回天皇賞・秋(GI、芝2000m)は5番人気カンパニー(横山典弘騎手)が中団追走から直線抜け出して悲願のGI初制覇を飾った。勝ちタイムは1分57秒2(良)。1馬身3/4差2着に7番人気スクリーンヒーローが入り、1番人気ウオッカはさらにクビ差で3着に敗れた。

カンパニーは栗東・音無秀孝厩舎の8歳牡馬で、父ミラクルアドマイヤ、母ブリリアントベリー(母の父ノーザンテースト)。通算成績は34戦11勝となった。

~レース後のコメント~
1着 カンパニー(横山典騎手)
「よく頑張ってくれました。今日も8歳馬とは思えないほど元気で、返し馬なども今まで自分が乗った中で一番でした。スタッフに感謝します。今日は2000mで、内枠ということもあって、ウオッカは気にせずに自分の競馬に徹しました。8歳でのGI、オジサン世代に力を与えてくれる勝利だと思います。馬はまだ若いですけどね」

2着 スクリーンヒーロー(鹿戸調教師)
「体重も戻っていましたし、枠順も良かったですね。体調も大分アップしていました。この速い時計で抜けて来るんですから、これは勝った馬は強いです」

3着 ウオッカ(武豊騎手)
「完敗。全然追いつきませんでした。状態は前走より良かったですよ。道中折り合って流れも良かったんです。直線長いですし、この馬の切れ味が生きると思ったんですが、勝った馬に同じ脚を使われてしまいました。なかなか難しいですね」

4着 オウケンブルースリ(内田博騎手)
「3着とは離れてしまいましたが、頑張っているし、次に繋がる走りでした。前も開きませんでしたし、仕方ないですね。負けましたけれど2000mでも大丈夫、長くなったらもっと楽しみですがね。この状態なら巻き返せます。まだ良くなるでしょう」

5着 シンゲン(藤田騎手)
「ペースが遅く、瞬発力の競馬になってしまいましたからね。理想的に運べましたが、この上がりの決着ではね。GIは初めてだったし、これくらい走ってくれれば上々ですよ」

6着 ドリームジャーニー(池添騎手)
「いい感じで折り合っていたし、モタれたのも4コーナー手前からで、そこまではいい感じでした。ただ、ペースが落ち着いて上がりの競馬になってしまいましたから。よく馬群を割って伸びていますが、モタれている分外に出せませんから。展開も向いてくれませんでした」

8着 エアシェイディ(後藤騎手)
「いい走りはしてくれているんですが、想像以上に府中2000mの18番枠はきついですね。僕自身初めての経験なんですが、互角に出てもあっという間に置いて行かれました。あとは流れが落ち着いてしまってどうしようもなかったです」

12着 キャプテントゥーレ(川田騎手)
「1コーナーの捌きがスムースで、いいリズムで向正面に入ったのですが、そこで後ろからプレッシャーを掛けられてしまいました。ペースは速くないのに精神的にきつかったですね。それでもしっかり伸びましたが、そこで使い果たしてしまいました。ペース以上にきつい競馬でした」

13着 サクラメガワンダー(福永騎手)
「叩いて良くなる馬ですし、上がりの競馬も良くないですね」

17着 マツリダゴッホ(蛯名騎手)
「この馬の競馬は出来ていますね。いい形で行っているんですが、去年のJCのようにという訳には行きませんね。この間復活したとはいえ、まだ本物ではないですね。時間を掛けて有馬記念までに立ち直って欲しいですね」


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