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東京11Rの第57回府中牝馬ステークス(GIII、牝馬限定、芝1800m)は道中最後方に控えた7番人気ムードインディゴ(田中勝春騎手)が直線馬群を割って抜け出し、同じく後方から脚を伸ばした3番人気ベッラレイアに2馬身差をつけて重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分44秒6(良)。さらに1馬身半差で3着に11番人気レジネッタが入った。1番人気カワカミプリンセスは6着。

ムードインディゴは栗東・友道康夫厩舎の4歳牝馬で、父ダンスインザダーク、母リープフォージョイ(母の父Sharpo)。通算成績は15戦3勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ムードインディゴ(田中勝騎手)
「今日はこの馬の末脚を生かす競馬、直線だけの競馬を考えて乗りました。この馬に乗るのは3歳春のフラワーカップ以来でしたが、かなり成長が感じられました。馬体がしっかりして良くなっていましたよ。それにしても、思った通りの競馬が出来たにしてもこれだけの脚を使うとは僕も驚きです」

2着 ベッラレイア(勝浦騎手)
「悔しいなぁ。僕が言うまでもなく本当にいい馬ですね。道中は位置が後ろになりましたが、流れも速かったし、慌てずじっくり乗ったんですが、勝ち馬がうまく抜けて来たのに、この馬は内から外に出して来ましたから、差はその分ですね」

3着 レジネッタ(後藤騎手)
「元々力のある馬だから、ペースなどは考えずこの馬の持ち味を生かすために後ろでじっくり脚をためて行きました。これだけの脚を使いましたから力は示せたと思います。これがきっかけになってくれればいいですね」

4着 ピエナビーナス(古川騎手)
「位置取りとか考えないで、とにかくリズム良く走らせることを考えて乗りました。ここに来て力をつけてるのは分かってたし、これくらいは走ると思ってました。もう一息だったんですけどね」

5着 リトルアマポーラ(内田博騎手)
「いい感じでいつでも出られる形で行っていたんですが、最後に止まってしまいました。初めて乗ったので分からないんですが、直線も反応はしたんですが止まってしまった。間隔が開いていたせいでしょうね。こんなもんじゃないと思います」

6着 カワカミプリンセス(西浦調教師)
「結果はともかく、いいところへ行けたし、ついて行けましたね。結果的に後ろにいた馬の競馬になったんですが、このまま出られるならエリザベス女王杯へ行きます」


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