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1979年の第46回日本ダービーを制し、現役引退後はJBBA七戸種馬場や下総種馬場で種牡馬として供用されていたカツラノハイセイコ(牡33歳)が今日8日(木)、栃木県那須塩原市のJBBA那須種馬場で老衰のため死亡した。

 カツラノハイセイコは父ハイセイコー、母コウイチスタア(その父ジャヴリン)という血統で、馬主は桂土地(株)、調教師は庄野穂積氏。1979年に父が果たせなかったダービー制覇を成し遂げ、古馬になってからも1980年の目黒記念(秋)、1981年の天皇賞・春とマイラーズCを勝つなどの活躍を見せた。

●JBBA・木村慶純業務部長のコメント
「1982年から1998年まで17年間ものあいだ種牡馬として活躍し、特に青森など東北地方の馬づくりに貢献しました。代表産駒はオークスで名牝メジロラモーヌの2着となったユウミロクです。種牡馬引退後は那須でのんびりと余生を過ごしておりましたが、近年は高齢のため体力の衰えが著しく心配しておりました。先月から急に体調を崩し、数日前から食欲が衰えて元気がなくなり、昨夜起立不能の状態になりました。水分や栄養の補給などで体力の回復に努めましたが、本日午前9時ごろついに老衰のため死亡しました。これまで同号を応援して下さったたくさんのファンの方々にお礼申しあげます。心よりご冥福をお祈りいたします」

(JRA発表による)

※ユウミロクはその後、繁殖馬としてユウセンショウ、ゴーカイ、ユウフヨウホウといった重賞勝ち馬を送り出している。


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