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遅くなりましたが、ここで8月の万馬券を振り返ります。まず、8月に生まれた大万馬券は以下の通りでした。

8月 1日(土)札幌・ 6レース  3連単156万9130円  (実況担当・小林)
8月15日(土)新潟・ 稲妻特別  3連単309万2930円  (実況担当・小塚)
8月15日(土)札幌・支笏湖特別  3連単149万8580円  (実況担当・山本)
8月29日(土)新潟・  朱鷺S  3連単166万7100円  (実況担当・山本)

 8月も100万オーバーとなる大万馬券は7月と同じく4つどまりでした。本当に今年の夏競馬は天候と同じでパッとせず、インパクトのあるアツい万馬券は誕生しないまま終わりました。

 8月の月間MVPは残念ながら該当者なし、となりました。選考委員会でも荒れない夏競馬が話題となりました。7月の反動で8月にはかなりのモノが出ると期待していた委員も拍子抜けしたようでした。結局300万ちょっとのモノだけではMVPはいかがなものかという声が多く、8月はMVPは出ませんでした。

 トータルでは順位の変動はありませんでした。打率を下げている者が多いのですが、それでもトップの小塚アナはただ一人8割台(8割2分1厘)をキープしています。5月終了時から首位の座を守っている小塚アナはジャイアンツと同じようにゴールまでトップでいくのかどうか注目です。2位は7割9分8厘の舩山アナ、3位は7割9分5厘の佐藤アナです。殿も変わらず檜川アナが7割5分4厘で低迷し、ブービーが7割6分8厘の木和田アナとなっています。そして私小林がどうも調子が上がらず木和田アナと差のない7割6分9厘で後方から3番手の位置となっています。

 さて、私ごとですが、私の今年の夏競馬は福島開催で終わってしまいました。「福島競馬は外枠競馬!」と言って喜んでいたのは良かったのですが、その後はプッツリと万馬券とは縁が切れてしまいました。何故万馬券がゲット出来ないのか?バカな頭で考えました。そして、「常識的な狙いをしているから」だということに気がついたのです。

 以前3連単の鉄人とも言える某アナウンサーから「1番人気の馬を中心に考えた3連単を買っているようでは大万馬券を手にすることは難しいですよ」と言われました。そうです。私は1番人気の馬を2着とした3連単を買うことが多いのです。断然の1番人気の馬が2着になれば、1着と3着になった馬がそれほど人気薄ではなくても万馬券になることは珍しくありません。しかし、それでは1万円台ぐらいの配当が関の山です。やはり人気薄の馬を中心に据えて考えた馬券を買わなくては‥‥。

 当然、その馬券はリスクが大きいと言えます。しかし、一発で今私が直面している問題をクリアするためには1、2万円程度の万馬券ではいけないのです。「人気薄から入って、結果他の2頭も人気薄だった」となることを期待して勝負しなければなりません。ですが、やたらと3連単を買っていられる程資金はありません。銃に込められる弾の数は1つか2つなのです。それで敵を仕留めなければならないのです。

 もう常識的な馬券は買いません。他人から見れば非常識な考えの馬券を買って勝負するのです。某アナウンサーはいつも驚くべき馬を2着や3着にした3連単を買っています。あの天才的とも言えるセンスを身につけることは凡人の私には無理です。しかし、真似ることは出来ます。生真面目な常識的な考えは捨てて、これからは自分でも意外に思えるような馬券を買い続け、いつの日にか夢をかなえたいと思っています。

 さぁ、もうすぐ10月です。10月からは最近レース実況を始めた大関アナがいよいよこの「万馬券レース実況リーディング」に加わります。もちろん規定打席に達しないため今年は参考記録となりますが、はたして彼の『穴ウンサー』としての資質がどれほどのものか‥‥。これは注目です。


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