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阪神10Rの秋華賞トライアル(3着まで優先出走権)、第27回ローズステークス(GII、芝1800m)は中団でレースを運んだ5番人気ブロードストリート(藤田伸二騎手)が直線の追い比べからゴール前抜け出して勝利した。勝ちタイムは1分44秒7(良)のレコード。クビ差2着に1番人気レッドディザイア、さらに1馬身差で3着に10番人気クーデグレイスが入り、上記3頭が本番の優先出走権を獲得。2番人気ミクロコスモスは4着。

ブロードストリートは栗東・藤原英昭厩舎の3歳牝馬で、父アグネスタキオン、母フィラストリート(母の父Cozzene)。通算成績は7戦4勝となった。

~レース後のコメント~
1着 ブロードストリート(藤田騎手)
「春は消極的なレースが続いたので、今日はペースに関係なく前でレースをしようと考えていました。元々能力を感じていた馬ですから結果を出せて嬉しいです。相手も強い馬でしたが、脚をためて直線に向けましたし、よく頑張ってくれました。本番ではもう1頭強い馬がいますけど、現状を維持して向かえればと思います」

(藤原英調教師)
「この馬はやはり強いですね。春は厳しいローテーションでもオークス4着でしたし、思っていた以上に力があったということでしょう。“勝ちに行く”というジョッキーのハートも凄かったですよ。他の2頭(ジェルミナル、ワイドサファイア)も本番に向けて課題を持って臨んでいたと思いますし、悪くはありません」

2着 レッドディザイア(四位騎手)
「勝てればベストだったんですけどね。勝ち馬はインでずっと我慢していましたし、こちらは外を回る形になりましたからね。ただ、最後はいい形で伸びていますし、体も理想的に成長していました。始動戦としてはいいスタートは切れています。本番は打倒ブエナで頑張りたいですね」

3着 クーデグレイス(川田騎手)
「いい位置でスムースな競馬が出来ましたし、直線もよく辛抱してくれました。前2頭は実力馬ですし、このメンバーでよく健闘してくれました。権利を取れて良かったです」

4着 ミクロコスモス(武豊騎手)
「いい脚を使ってくれましたが、今日は早めに動いた分もあって最後は止まってしまいました。でも春より折り合いはつくようになって成長しています」

7着 イイデエース(秋山騎手)
「ちょっと燃えていましたね。気持ちがコントロール出来るようになればもっとやれます。この馬は札幌で勝っていますが、もっと軽い馬場が合っているのではないでしょうか」

8着 アイアムカミノマゴ(小牧騎手)
「休み明けの分、少し伸びませんでした。ただイメージしていたより折り合いはついて乗りやすい馬でした。距離はこのくらいでも大丈夫です」

10着 ワンカラット(藤岡佑騎手)
「春より随分雰囲気は良かったのですが、3コーナーでハミが抜けた時に逆に掛かってしまいました。1800mはやはり少し長いようです」

11着 ジェルミナル(福永騎手)
「スタートが良かったし、あんなに楽に前に行けるとは思いませんでした。ちょっとよく分かりませんね」

12着 メモリーパフィア(幸騎手)
「離して逃げる自分の競馬は出来たのですが、少し距離が長かったですね」

13着 ラヴェリータ(後藤騎手)
「期待して乗りましたけど悪い方の予感が的中。ダート馬らしいフットワークなんですよね」

15着 イタリアンレッド(浜中騎手)
「今日は大分イレ込んでしまっていました。ちょっと若さが出てしまいましたね。レース自体は好位で流れに乗れたんですが…。キャリアも浅いですし、今後に繋がればいいと思います」

16着 ヒカルアマランサス(藤岡康騎手)
「体も大きくなっていていい感じだったのですが、直線はモタついてしまいました。久々の分かな」


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