横山典弘騎手、元騎手の横山賀一調教助手の実父で、メジロムサシ、メジロタイヨウで天皇賞を勝つなど騎手として活躍した横山富雄さんが、今日18日午前1時10分、病気のため亡くなった。69歳だった。
通夜は21日(月)18時から、告別式は22日(火)12時から、ともに美浦トレーニングセンター厚生会館分館2階で営まれる。喪主は長男の横山賀一さん。
横山富雄さんは1940年2月25日に北海道で生まれた。1955年(昭和30年)に騎手見習いとなり、1961年3月5日に東京競馬場2レースで初騎乗(マサミノル=9着)。初勝利は2戦目の3月11日、東京競馬場11レースでウシワカに騎乗してのもの。
フジノオーで中山大障害4勝。メジロタイヨウ、メジロムサシで天皇賞を制覇。ニットウチドリで桜花賞とビクトリアC、ファイブホープでオークスを勝つなど重賞を30勝した。
1975年にはツキサムホマレとのコンビでアメリカに遠征しワシントンDCインターナショナル競走に挑戦するなど、1980年代前半まで騎手として活躍した。
通算成績は4192戦559勝(うち障害戦で417戦120勝)。
(日本騎手クラブ、JRA発表資料などを参考にした)
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