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新潟11Rの第29回新潟2歳ステークス(GIII、芝1600m)は1番人気シンメイフジ(岩田康誠騎手)が人気に応えて重賞初制覇。道中最後方に控え、直線大外から脚を伸ばして17頭をまとめて差し切った。勝ちタイムは1分34秒4(良)。3/4馬身差2着に同じく後方から脚を伸ばした15番人気フローライゼ、さらに2馬身半差で3着に2番人気クロフォードが入った。

シンメイフジは栗東・安田隆行厩舎の2歳牝馬で、父フジキセキ、母レディミューズ(母の父ティンバーカントリー)。通算成績は3戦2勝となった。

~レース後のコメント~
1着 シンメイフジ(岩田騎手)
「馬場に出た時、スタンドを見回したり物見をしていましたが、余裕があるように感じました。直線は反応よく伸びてくれましたね。前半は無理せず、直線に賭けようと思っていましたが、馬の方はあまり行く気がなかったみたいですね。それでも4コーナーでは前の馬を射程に入れることが出来たし、手応えから行けそうだと思っていました。とにかく凄い能力を持っていますからこのまま行って欲しいですね」

(安田景助手)
「普段から牝馬らしくない、牡馬のようにドッシリとしたところがあるんです。大人しくて物怖じしない馬です。今日は道中遊んでいる余裕があったので、これから距離が延びても大丈夫でしょう。最初進んで行かなくてちょっと岩田騎手もハラハラしたでしょうね(笑)。この夏はトランセンドでレパードSも勝ちましたし、新潟は相性がいいですね。来年の夏はもっと馬を連れて来ようかと思いますね(笑)」

2着 フローライゼ(岩戸調教師)
「具合は良かっただけに残念ですね。3/4馬身何とかなりませんかね。今日はスタートで前走のようにポンと出ないかもしれないとは思っていましたが、あれほど出ないとは…。でも変にゴチャゴチャしたところへ入るより、自分のリズムで行けましたからね。まぁ、賞金を加算出来たのでヨシとしますか」

3着 クロフォード(内田博騎手)
「今日は力んで走っていましたから敢えて行かせませんでした。せっかくいい形のレース振りを身につけつつある段階ですから、それを壊したくありませんでした。最後はよく伸びていますよ。1600mはまったく問題ありませんね」

4着 ギュンター(畠山調教師)
「2戦目であれだけ大人びたレースが出来たんですからね。スタートも良かったし、前が空いたらギュンと伸びていましたしね。もう2、3回使えばまだまだ身が入ってくる感じです。気性は素直ですから距離は延びても大丈夫ですよ」


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